医者傍脊柱筋筋膜炎(ぼうせきちゅうきんきんまくえん)は、あまり聞きなれない症状だと思いますが、最近では広島カープの福井投手が発症して世間でも注目を集めた病気なんですが、プロのアスリートだからなるという症状ではなく一般の方でも発症してしまいます。
 
 
症状名からすると珍しい症状のように感じる方もいると思いますが、実はそんなに珍しい症状ではないんですね。
 
 
傍脊柱筋群の筋膜が炎症を起こしてしまう症状で、筋肉に強い力が急にかかってしまったり無理な姿勢で筋肉に摩擦を与えてしまうことでなってしまうのです。
 
 
傍脊柱筋筋膜炎とは、どんなことが原因で発症し、どのような症状なのかを今回はお伝えしていきたいと思います。

傍脊柱筋筋膜炎について

腰の痛み傍脊柱筋筋膜炎とは、傍脊柱筋群の筋膜に何かしらの炎症が起こって発生する症状で、傍脊柱筋群とは背骨周辺、いわゆる首から腰の広い範囲をいい、これらの筋肉を覆う筋膜に炎症が起こることで痛みが出てきますので、仕事や日常生活などにも影響がでるわけなのです。
 
 
筋膜とは・・・
 
 
筋肉を覆うだけの膜のようにおもわれがちなのですが、臓器や神経、血管なども覆うネットのようなものなのです。コラーゲンが主成分になっていて私たちの体内のあらゆる組織を支える役割をなしています。
 
 
筋膜というのはとてもしなやかなで、エラスチンとコラーゲンという2つの成分が網目状の形に交錯して成り立っています。
 
 
2本の糸を使って作った1枚の広い布をイメージすると分かりやすいかもしれませんね。
 
 
網目状になっていますので、その中のところどころに空間があり、空間部分にはすべて水みたいものが詰まっています。
 
 
この水のような液体の存在のおかげで、エラスチンとコラーゲンの糸が筋肉や筋などの動きに対して、しなやか且つ滑らかな対応してくれるのです。
 
 
そして今までしなやかで滑らかに動いていた筋膜が、一度しなやかさを失うと炎症が起き、痛みを発症してしまうのです。
 
 
傍脊柱筋筋膜炎は、この筋膜が炎症をおこした状態のことをさしているわけなのです。

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傍脊柱筋筋膜炎の原因と症状について

プロスポーツ選手傍脊柱筋筋膜炎は運動のしすぎなどによって起こるケースが多いため、スポーツ選手などはこの症状を発症することがよくあります。
 
 
また本格的な運動をされていない方でも40歳以上の男性や50歳以上の女性は、今まで特にスポーツなどをしていなくても筋膜炎が発症することがありますので、日常生活でも注意が必要です。
 
 
主な原因としては、基本的には骨格系の歪みから引き起こされる筋肉の損傷によるものが多いのですが、ビタミンC・ビタミンB・カルシウム・鉄分などが不足することでも発症する要因になっていると考えられています。
 
 
アスリートの場合ですと、急激に筋肉に負荷をかけてしまい発症するケースが多いのですが、一般の方ですと長い時間歩いたり長時間立ったままでいたり、座る状態が長かったりすると筋肉に負担がかかり発症することもあるようです。
 
 
さらに加齢や肥満も傍脊柱筋筋膜炎の原因といわれていますので、食生活を含めて生活習慣なども影響するのですね。
肥満 
 
傍脊柱筋筋膜炎の症状は朝起きた時に足の痛みがあったり、長い時間座った状態から急に立ち上がって歩き始めた時に、突然痛みを覚える人もいるようです。

傍脊柱筋筋膜炎の治療法

治療法傍脊柱筋筋膜炎は軽症の場合、ストレッチ運動などで良くなることがありますが、重症の場合は成形外科など専門クリニックでの治療が必要となります。
 
 
傍脊柱筋筋膜炎は、もともとはしなやかな状態である筋膜が過度な刺激を受けることで、本来のしなやかさが失われた状態をいいますので、ストレッチやほぐしなどによって良くなることが多いのです。
 
 
重度の場合になりますと、トリガーポイント注射によって治療をする必要がでてきます。
注射 
トリガーポイントとは、筋肉などに痛みを発する原因となる硬いしこり状の部分があり、そのポイントについてトリガーポイントとよんでいます。
 
 
トリガーポイント注射は、このしこり状の部分に局所麻酔を打つことで痛みを緩和させていく治療方法になるわけなのです。
 
 
1回で痛みを取り除くことができる場合もありますが、間隔をあけて何度かトリガーポイント注射を打つ方も多いですので、症状によってその回数は異なってきます。
 
 
保険が適用される、治療方法ですので複数回、打つことになってもそんなに治療費がかかるということはありません。

まとめ

傍脊柱筋筋膜炎は、激しいスポーツによるものが原因とは必ずしもなりませんから、背骨周辺、首から腰の部分で痛みが発症した場合には、専門医に相談して適切な治療を受けることをおすすめ致します。
 
 
肥満なども影響してくる場合もありますので、メタボ体系の方は体質改善を行っておくほがよいと思います。

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