夏バテの原因と症状ここ数年の猛暑は、外にでるのが本当に嫌になるくらい暑く、体力も一気に奪われてとてもしんどいですよね・・・
 
 
毎年のことながらこの暑い夏には、食欲不振や軽い疲労などをを引き起こす夏バテになる方も多くいるわけですが、そもそも夏バテになってしまう原因とは、いったいどんなものなのでしょうか?

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ちょっとした疲れだと思っていたら夏バテの症状がでてしまい、寝込んでしまったという方も結構、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
 
 
そこで夏バテになる原因やその症状について詳しくご紹介していきたいと思いますので参考にされて下さい。
 
 
また、夏バテになってしまったときに回復するために効果のあるとされる食べ物についてもお伝えしていきたいと思います!

自律神経による夏バテの原因

夏バテ夏バテは、「夏負け」や「暑気中り(しょきあたり)」とも呼ばれていて、高温多湿な日本の夏の環境において、上がりやすい体温を一定に保とうと自律神経がフル稼働することで消耗し、その結果自律神経が疲弊して引き起こされる、さまざまな体調不良の症状の総称です。
 
 
その体調不良の症状としてよく挙げられるのが、「体がだるい」「疲れがとれない」「食欲がない」「よく眠れない」などであり、これらの症状全て自律神経の不調が原因となっているのです!
 
 
そもそも自律神経とは、体温や心拍数、呼吸や消化吸収などを調整している、中枢が脳にある神経であり、体のほとんどの器官をコントロールする役割があります。
 
 
私たち人間が体を動かしたり、ものを考えたりといった生命活動を行うと、自律神経の中枢にある細胞の中で活性酸素が生まれて酸化が起こりますが、その酸化によって疲労が発生します。
 
 
しかし何らかの原因によって自律神経の中枢が過剰に働いてしまうと、どんどん活性酸素が発生して酸化が進み、疲労が発生するスピードも加速してしまい、なかなか回復が追いつかなくなって、神経細胞の傷ついた状態が長引いて本来の働きができなくなります。
 
 
この、自律神経が本来の機能を果たせない状態になっていることを「自律神経失調症」と呼び、夏バテも同様に自律神経に過剰に負担がかかることで起こるため、「夏特有の自律神経失調症」と呼ばれることもあります。
 
 
自律神経に負担がかかる要因としては、暑さや寒暖差、紫外線といったものがあります。
 
 
暑さの中に身を置いていると体温はどんどん上がっていきますが、汗をかいて気化熱を放出することで一定の体温を保っている働きをしているのが自律神経であり、その汗を大量にかきやすい夏は常に自律神経がフル稼働しなければならず、負担がかかり過ぎて夏バテに繋がってしまいます。
 
 
寒暖差については、夏であっても真昼と早朝では気温差がありますし、何よりも暑い屋外から冷房がキンキンに効いている室内に出入りした時の寒暖差が、自律神経に大きな負担をかける原因となっています。
 
 
そして浴びるだけで疲労の元・活性酸素が発生してしまう紫外線も、夏の時期は最も紫外線量が多くなるため、太陽の光を浴びただけで自律神経が疲弊して夏バテとなってしまうのです。
 
 
私たちが普段当たり前のように呼吸をし、血液が正常に循環したり適度な体温を保っていられるのも、全ては自律神経のおかげなので、さまざまな要因で負担をかけやすいのです!
 
 
夏は特に、こまめに対策をして自律神経が正常に稼働するように気をつけることが、夏バテにならないためにも大切なことになります。

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体の水分の不足による夏バテの原因

水分人の体のおよそ50~75%を水分が占めていて、体重の2%にあたる水分が失われると、喉が乾くなどの軽度なものから意識不明といった重篤なものまで、さまざまレベルの脱水症状が始まるほど、体内の水分が不足することは体にとって大きな問題と言えます。
 
 
日本の夏は高温多湿ですし、さらに強い直射日光の下で長時間過ごすことで発汗が過剰となりやすく、体内の水分が不足しがちになって夏バテに繋がってしまいます。
 
 
高くなってしまった体温を一定に保つために汗をかきますが、その汗を大量にかいてしまうと、水分やミネラルが失われて、自律神経が疲弊しやすくなります。
 
 
体内の水分は、体温調節だけでなく、酸素や栄養素などを体中に運んだり、老廃物を尿や便として体外に排出するのを助ける役割があり、水分不足になってしまうとこれらが正常に働かなくなるため、こまめな水分補給がとても大切になるのです。
 
 
ただし、一度に大量に水分を補給しても、胃腸に余計な負担がかかってしまうので、たとえばコップ1杯の水などを数時間おきに飲むなどといった、少量をこまめに補給するというやり方をお勧めします。
 
 
起床時や入浴後などは特に体内の水分が不足していることが多いので、しっかりと水分補給をするように心がけて下さい。

内臓機能の低下による夏バテの原因

内臓機能の低下夏バテの主な症状として「食欲がない」ということが挙げられますが、これは内臓機能の低下が原因で引き起こされる症状です。
 
 
暑い夏には、冷たい飲み物や冷やしうどんなどの冷たい食べ物ばかり体に取り入れてしまいがちですが、これらの冷たい飲み物や食べ物は、内臓を冷やしてしまい、その機能を低下させてしまう原因となるのです。
 
 
内臓が冷えて機能が低下すると、食欲は減少しますし、食欲がなくなると栄養補給がうまく回らなくなるという悪循環となってしまい、その結果夏バテに繋がってしまいます。
 
 
一度冷えてしまった内臓は何とか通常の体温に戻そうと働きますが、この時にかかる労力が大きければ大きいほど、その分内臓に負担がかかって機能が低下してしまうので、夏バテにならないためには内臓を冷やしたり疲れさせないことが大切となります。
 
 
このような理由から、飲み物を飲む時には冷たいものではなく、内臓に負担をかけにくい5~15℃くらいの温度にして補給するようにすると、余計な負担をかけずに機能低下にも陥りにくくなりますのでお勧めです。
 
 
また、冷たいものだけでなく、過剰に熱いものの場合も、同じように内臓は元の温度に戻そうと躍起になりますので、できる限り常温に近いものを飲んだり食べたりするようにしてみて下さい。

夏バテに効くおすすめの食材とその特徴

夏バテになってしまうと何事にも集中しづらくなってしまい、仕事や家事に支障が出てしまうので、できるだけ早く回復させたいと思う人は多いと思います。
 
 
夏バテになっているということは体や内臓が疲労してしまっている状態なので、疲労回復に効く食材を積極的に摂ることがポイントになります。
 
 
そんな疲労回復におすすめな食材の代表的なものが「鶏の胸肉」で、鶏胸肉には「イミダペプチド」という抗酸化作用のある成分がたくさん含まれていて、疲労の原因である細胞の酸化を防ぐ効果がイミダペプチドにはあるため、疲労回復に繋がります。
 
 
イミダペプチドは鶏胸肉だけでなく、カツオやマグロといった大型の魚にも含まれているので、積極的に摂取することをおすすめします。
 
 
そんなイミダペプチドと併せて摂取すると夏バテ解消効果を発揮するのが「クエン酸」で、グレープフルーツやレモンといった柑橘類や、お酢や梅干しなどの食材に多く含まれている、疲労回復効果のある成分です。
 
 
私たち人間が動いたり考えたりといった生命活動を行う上で欠かせないエネルギーを作成する手助けをするクエン酸を摂取することで、エネルギーが生み出されて疲労を軽減できます。
 
 
ただ、クエン酸は単体では大きな効果を発揮できないので、先述したようにイミダペプチドと一緒に組み合わせて摂取するようにして下さい。
 
 
そして冷蔵庫に常備されていることの多い卵も、夏の疲れた体を元気にするパワーがある食材であり、1日1個摂取するのが理想的です。
 
 
卵は栄養満点の食材ですが、同時に栄養密度も高く、栄養密度とはカロリーが同じ食品を摂取した時の栄養素の量や種類を表すもので、より多くの量や種類の栄養素を摂れる食品のことを「栄養密度が高い」という言い方をします。
 
 
たとえば卵1個とヨーグルト1カップは、どちらも80kcalほどですが、摂取できる栄養素は卵の方が圧倒的で、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素が卵には満遍なく含まれているため、卵は栄養密度の高い食材であると言えるのです。
 
 
そんな卵と同じくらい栄養密度が高い食材として、大豆や納豆が挙げられますので、もしも卵が苦手な人はこれらの大豆製品を代わりに摂取するようにすることをおすすめします。
 
 
そして発汗によって失われるカリウムが含まれた食材を補給することも、夏バテに効果を発揮しますので、水溶性で熱に弱いカリウムを効率よく摂れるスイカやメロンといった生で食べられる旬の果物を、積極的に体に取り入れるようにしてみて下さい。
 
 
夏バテ対策については、食べ物以外でも睡眠や生活習慣の改善でも気をつけるべきことがありますから、こちらの記事も参考にして下さい。

まとめ

夏バテの原因については、自律神経の機能の低下・体の水分の不足・内臓機能の低下という3つが主になっています。
 
 
いずれも体温調整ができない状態になってしまうことで身体に不調が起こってしまうわけなのです!
 
 
夏バテは、日頃の生活で防止することは充分に可能ですからしっかりと夏バテ対策を行うことで暑い夏を乗り切って下さい!
 

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