子犬のうちからきちんとしつけをしておくと成犬になっても賢い家族の一員としてともに生活していくのが楽しくなるんです!
でも、子犬のときってかわいいのでついつい甘くなってしまいがち・・・
成犬になってからしつけをしてもなかなかうまくいきませんから、子犬のうちから正しいしつけをしておきましょう!
子犬のしつけで、結構悩んでしまうのがトイレと夜鳴きになりますから、子犬の飼い方で正しくしつけをする方法をご紹介したいと思います。
子犬のしつけ、飼い方について
環境に適応させる
子犬を飼う時に、まず新しい環境に慣れさせることから始めてください。
犬を飼い始めた頃は、かまい過ぎにより、睡眠不足に陥ってしまうワンちゃんも少なくありません。
特に小さい犬は飼い始めの頃は環境も変わることから、精神的、肉体的なストレスも増え、これらのストレスが溜まると体調を崩しやすくなるんですね。
軽い疲れであっても、飼い主の対応が不充分な場合、症状が重くなることもありますので注意が必要です。
犬の体調のことを優先して、寝ている時は起こすようなことはしないで、ゆっくりと眠らせてあげてくださいね。
またワンちゃんが自分からこちらに近寄ってきた時は、優しく構ってあげてください。
飼い主さんが優しく構ってあげれば、ワンちゃんも喜んでくれ、早く新しい環境に慣れてくれるんです。
夜泣き対策
子犬は母犬といられない寂しさから、しばらくの間は夜泣きをすることがあります。
そのため、十分な睡眠が取れず、体調を崩すこともありますので十分注意してください。
ワンちゃんが新しい環境に慣れるまで、飼い主さんはワンちゃんのそばについてあげることがとても大切になってきます。
母犬がいなくて寂しがっているようであれば、お湯が入ったペットボトルを、母犬のにおいがするタオルなどでくるんであげるのも1つの方法です。
その他にも様々な方法がありますので工夫してみてくださいね。
トイレのしつけ
子犬のしつけで特に大切なのがトイレのしつけになりますから、トイレのしつけについては、ワンちゃんが家に来たその日から行ってくださいね。
最初は大変かもしれませんが、優しい気持ちで教えることがポイントになります。
たとえ違う場所に排泄をしても、決して叱ったりしないことです。
子犬のうちに叱ることを優先しますと恐怖感を持ってしまい、排泄行為に不安を感じてしまうのです。
そのため決まった場所ではなく、どこか違うところに隠れて行う場合も少なくありません。
子犬のトイレを設置する時、トイレのシーツなどに、ワンちゃんの排泄物のにおいを付けておくと効果があります。
毎日ワンちゃんを観察して、起きたらすぐにトイレをさせるように習慣づけてあげてくださいね。
この時は抱いて行くより、犬が歩くように促して、トイレのある場所に誘導した方が、トイレの位置を早く覚えてくれます。
子犬のトイレのしつけの場合、トイレの位置をしっかりと覚えるまでは、トイレの時は飼い主さんが誘導してあげることをおすすめいたします。
トイレの位置をきちんと把握し、毎朝、習慣的に排泄するようになりますとうまく、しつけができている証になります。
ご家族と一緒に暮らしている場合には、協力してもらえるようにすることも重要になります。
食事のルール
ワンちゃんに食事を与える時は、何かルールを作ることで非常にしつけがしやすくなるのです。
例えば、「お手」や「オスワリ」、「マテ」などがしっかりできた時にエサを与えるなど、ルールを作ることによって食事に限らず他のしつけにも役立ったりします。
犬のほうから催促されてエサを与えるのではなく、飼い主であるあなたが率先して与えるようにすることで、あなたの命令でご飯を食べるようになり、他のことでも素直に聞いて行動するようになってきます。
犬のエサはドッグフードが多いと思いますが、最近は様々な種類のドッグフードがあり、購入する時は品質や栄養バランスなど、信頼のおけるメーカーのものを選んでください。
ドライフードを与える場合には、時間の経過によって脂肪の酸化や変質が起こりやすくなりますので、たくさんのドライフードを買いだめせず、保存する時は直射日光や高温多湿の多い場所を避けて保存するように心がけて下さい。
基本的にドッグフードと、きれいな水だけでエサとしては十分ですが、その他にも何かおいしいものを与えたくなる時には、その量や質に十分注意してくださいね。
おやつをあげる場合には、1日に与える食事全てのカロリーの、10%未満にするのが理想的で、ワンちゃんの体のことを、しっかり管理してあげるのも飼い主さんの役割なんですよ。
まとめ
犬のしつけがうまくいくと愛情もその分、深くなりますから子犬の頃からしっかりとワンちゃんのために行ってあげることが大事になってきます。
ただし、ワンちゃんにとって負担が大きくならないよう、しっかりとケアしながら行ってくださいね。