仕事での失敗は、なるべく避けたいものではあるのですが、どうしても仕事のミスというのはつきものです!
ただ、仕事で失敗してしまうと、ものすごく落ち込んでしまいますよね・・・
それでも「ミスしてしまった」と、ずっと後悔していては前に進むことが出来ません。
さらに、失敗したことをいつまでも引きずっていると、出社することさえ辛いと思ってしまったり、更なる失敗を引き起こす原因になることもあるわけなのです。
仕事で失敗してしまったらそのあとのケアが大切になってきますから、ここでは簡単にできる、仕事で失敗した時に立ち直るための対処法をまとめてみましたのでご参考にしてみて下さい。
目次
仕事で失敗するのはアナタだけではない!?
世の中の働く人々は、大なり小なり仕事で失敗なんてするものです!
アナタの失敗も世の中の皆の失敗と比較したら案外、小さいことかもしれません!
まずは、皆がどんな失敗しているのか覗いてみませんか?
きっとエッ~と言いたくなると思います・・・
結構、仕事で失敗することは大なり小なりありますから、他人も結構ミスをしてるんだなぁ、と思うだけでも気が楽になるものだったりします!
仕事で失敗ばかりする人の特徴や原因とは?
仕事で失敗を繰り返す人には、その働き方に特徴がありまして、新人や中堅クラスの方でその原因についても違ってきたりします。
ミスをおかしたり失敗したりしないにこしたことはないわけですが、自分の仕事のやり方のどこが問題なのかに気付けないうちは、なかなか改善できないものです。
仕事で失敗ばかりしてしまう方は、その原因についてきちんと認識して改善するように努めてみて下さい。
仕事で失敗ばかりする人の特徴や原因を確認したところでプラス思考で立ち直る方法をご紹介したいと思います。
基本に立ち返る
仕事で何度も失敗してしまうと、「次は絶対に失敗しないようにしなければ」と焦る気持ちから余計な力が入り、それによってまた空回りしてしまって失敗しやすくなる・・・という経験をしたことのある人は多いのではないでしょうか。
焦ると冷静な判断が出来にくくなるため、本来であれば何てことのない作業もスムーズにこなせないといった問題が出て来てしまいます。
そんな時こそ、基本に立ち返ることがとても大切で、自分の仕事のやり方や取り組む姿勢などの基本的な部分をもう一度見直してみると、何度も失敗していた原因が見つかることもあるのです。
人はどうしても慣れてしまう生き物なので、仕事を始めたばかりなどの最初の一定期間は緊張感を持って取り組みますが、時間の経過と共に慣れて来て、自分なりの進め方で作業をするようになったり、以前はきちんと確認していたプロセスを怠るようになってしまいがちです。
焦ってしまう時こそ、一度基本に立ち返って見直すようにすると、その後に失敗する可能性がグッと低くなったり、未然に防ぐことに繋がるのです。
失敗の原因を探り気持ちを切り替える
失敗が続いてしまうと、周囲が自分をどう見ているのかだんだん気になって来ますし、何よりもそんな失敗ばかりする自分のことが自分でも嫌になって自己嫌悪に陥ったり、何をするにも自信が持てなくなってしまいがちです。
「次もまた失敗するんじゃないか」と半ばヤケになってしまうこともあるかもしれませんが、そんな時こそ立ち止まって失敗の原因が何なのかを探る必要があるのです。
大切なのは同じような失敗をこれ以上繰り返さないことで、ヤケになったりいつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。
自信が持てなかったり、不安でいっぱいになったりと精神的に不安定な状況でも、自分を奮い立たせて冷静になり失敗の原因を探して、問題点が見つかったりわかったら、それを合図にして気持ちをシュッと切り替えて、次の仕事に気持ちを向けることが大切です。
自分で失敗の原因を省みることで、立ち止まらずに焦ってばかりの時には気がつかなかったことを発見出来たりするので、時間の無駄と思わずに失敗の原因を探るようにしてみて下さい。
同僚や先輩に相談してみる
何度も失敗が続いてしまう時というのは、自分でもなぜ失敗するのかがわからない場合があるので、そんな時は1人で抱え込まずに同僚や先輩に相談してみることをお勧めします。
ここでポイントなのは「同僚や先輩」という部分で、同じ職場で働いている彼らだからこそ、仕事の悩みを打ち明けることが出来たり理解をしてもらえますし、すぐに仕事に活かせそうなアドバイスをしてくれる可能性が高いです。
そして時には、同僚や先輩が仕事で失敗した話や悩みなどを聞くことで、「失敗しているのは自分だけじゃない」「自分だけが悩んでいるわけではない」などと気持ちが楽になることもあるのです。
同じ職場にいるからこそわかり合える頼もしい存在の同僚や先輩に、自分の悩みやなぜ失敗が続くのかを相談してみると有益な情報をもらえることもありますし、誰かに話すことで以前まで狭かった自分の視野を広げられたりもするので、思いきって一度相談してみてはいかがでしょうか。
生活の悩みはないか考えてみる
仕事で失敗ばかりしてしまう原因は、何も職場だけにあるとは限らず、自分の生活の中に潜んでいる可能性もあります。
仕事と生活の関係は、スイッチのオンとオフのようにはっきりと分けて過ごしている人が多いと思いますし、一見全く接点が無く関係のないように見えても、たとえば生活の中で嬉しいことがあれば、その気持ちが無意識のうちに仕事に反映され、いつもよりもハキハキと取り組んで成果に繋がるといったケースも多くあります。
もちろんその逆も然りで、生活の中に悩みがあれば、自分では関係がないと思っていても失敗という形で仕事に表れてしまうのです。
そのため、自分の普段の生活を一通り見直して、何か思い当たる悩みが見つかったら、出来るだけ早く解決出来るように考えたり行動することが大切になります。
信頼出来る人に相談するのも効果的ですし、知り合いに悩みを話すのに抵抗があれば、プロのカウンセラーにお願いしてカウンセリングを受けるのもお勧めです。
友達や知り合いに愚痴を言う
自分が原因となるものだけではなく、仕事の失敗の中には巻き込まれ事故のような、さまざまな原因が絡んでいることもあります。
原因が自分にあって失敗したのであれば納得出来ることも、自分よりも他に原因があって失敗した時はなかなか溜飲が下がらないという気持ちになりやすいです。
そんな時は、まさか同じ職場の人間に愚痴を言うわけにはいきませんので、仕事や職場とは全く関係のない、なおかつ何でも話せる関係の友達や知り合いに自分の愚痴を聞いてもらうことをお勧めします。
愚痴というのは体に溜まる老廃物と同じで、外に吐き出すだけでスッキリすることが多いので、仲の良い友達や知り合いと愚痴を持ち寄って、愚痴を言ったり聞いたりすることでだんだんと気持ちに整理がついてきたり、気が済んできたりするのです。
お互いの愚痴を聞くことで、「不満に思っているのは自分だけじゃないんだ」と思えて気持ちも楽になりますので、1人で抱え込まないようにすることを心がけてみて下さい。
失敗はこれからの財産になると考える
仕事で失敗してしまうと、そのことにひどく落ち込んでしまいますが、仕事においてのミスは誰もが経験することなのです。
失敗してしまったら、まずは一人で抱え込まず、関係者に報告、相談することが大事でそうすることで心の負担がぐっと減ってくるものなんです。
そして、一度してしまった失敗はこれからの財産になっていくものだと自分に言い聞かせることも大切なのですね
一度失敗を経験しますと次回から同じような失敗をしないように行動が変わったり、チェックするポイントなどにも改善がでてきたりします。
仮に同じ失敗を繰り返したとしてもその対処方法も経験済みですからスムーズに対応ができるようになっているわけなのです!
こういう仕事での失敗の経験が自分の後輩などにアドバイスができるようになったりしますから、マイナス思考で失敗を悔やむことなく自分の貴重な財産なのだというプラス思考をもつことが大切なのですね
財産になると考える
仕事で失敗してすぐに報告し、できる限りの対処はしたもののそれでもなんだか心が晴れなくて、帰り道も気分は沈んだまま・・・
どうしても失敗してしまいますと精神的に参ってしまい落ち込むことは当たり前でそれが普通なんですね!
逆に落ち込まない人のほうが反省が活かされなかったりしますから、落ち込むことを苦にせずに悩むこと成長の肥やしという考え方をもつほうが必ず次につながるものなのです。
ただし、いつまでも落ち込むことはあまりプラスにはなりませんから、落ち込む期間を自分なりに決めてみると意外と早く立ち直れたりします。
例えば、今日は友人を誘って飲みにいって明日からはリセットした気持ちで頑張ろう!と自分自身に語りかけてみるのですね
失敗をいつまでも引きずっていると、他のことも手につかなくなってしまったり、思い悩んで落ち込んでみても結局は何も変えることなどできないわけなのです。
それよりも今日は落ち込もう!と開き直っていくことのほうが次からの自分の行動を変えれることになったりします!
落ち込む期間を決めるということは、裏を返せばそこから気持ちを切り替えられるという自己暗示だと思って下さいね!
感動の涙を流してみる
仕事で失敗してしまったときなどは、正直泣きたくなることもあるものです!
ただ、大人になりますとそう簡単に人前で泣くこともできませんから逆に悲しいものです・・・
失敗をしてしまった日には、思いっきり泣いてみるのも立ち直るためには効果的になりますから、映画やドラマ、漫画などの自分なりの「泣けるアイテム」を活用してみるのをおススメいたします。
涙を流すことで、泣き終わった後にはスッキリした気持ちにすることができ、リラックス効果も得ることができるわけなのです!
泣くことを目的にするのではなく、あくまでも精神的にリラックスするということが大事ですので、泣くということに抵抗がある方は、いつもよりお風呂でゆっくり湯船に浸かってみることでもいいと思います。
あと、軽い運動をすることでも気がまぎれたりリラックスできたりしますからストレッチをしてみたり、ウォーキングをしてみることをするだけでも失敗から立ち直るきっかけになるものです。
早めに就寝する
仕事に失敗してしまうと夜眠れなくなったりすることもあると思いますが、失敗した時こそ普段より早く寝るべきなのです。
精神的に参っている状況というのは、身体にも影響を及ぼしていることもあるわけなので体力の回復も必要なのですね。
気持ちをリフレッシュするのには、十分な睡眠が必要なので、仕事で失敗した日などにはいつもより早く布団に入り就寝することは大切なのです。
しかし、布団に入っても失敗したことを思い出しなかなか眠りにつけないこともあると思いますから、少しお酒を飲んでみるのも早く寝るための方法だと思います。
気をつけないといけないのが、考えすぎてお酒を酔いつぶれるまで飲んでしまうことです。
あまり飲みすぎますと次の日に影響がでますし、気持ちのリフレッシュの妨げにもなりますから逆効果になってしまいます。
お酒が飲めない方は、温かいミルクを飲み身体をあたためることで眠りも早くなると思いますから試してみて下さい。
仕事で失敗してそれを思い起こし反省することはとても大切なことではありますが、心と身体が疲れてしまわないようにしっかり睡眠時間を確保することは早く立ち直る重要なことなのです。
目覚めた時にはスッキリとポジティブな気持ちになれることが多いですから覚えておいていて下さいね。
思い切って休みをとる
仕事で失敗しますとなかなか気持ちを切り替えることが難しいこともあると思います。
そんな時は、思い切って休みをとってみるということも早く立ち直る方法としてはいいかもしれません
どうしてもプラス思考で開き直れないことは心の問題でありますから、何も考えずにすむように仕事を休むことは決して悪いことではありません。
落ち込んでいつまでも引きずる状態ならいつもはできていた仕事が出来なかったり、更なる失敗を引き起こす原因にもなりかねません。
まとめ
仕事で失敗したときに立ち直るための対処法をご紹介しましたが、参考になりましたか?
誰しも失敗はするもので、失敗のない人はいないのです!
あなたが失敗をした時、仕事で必ずフォローしてくれた人、対処法を教えてくれた人がいたと思います。彼らも、以前同じ失敗をしたり、冷や汗をかくような出来事にでくわしたことがあるからこそ、その対処法を知っているのです。
仕事で失敗したときは、落ち込んでしまうのは仕方がないことで大切なのは、失敗をしたら、まず失敗受け止め、きちんと報告し次に活かせるように気持ちを切り替えることなのです!
失敗は必ず自分の財産になります!
それと失敗して落ち込むときにも前向きに落ち込む期間を決めておくクセを身につけておきますと必ず次に繋がります!
何をしても気持ちが沈んだまま、立ち直ることができない時には休むという選択肢もあるということを心に留めておいてください。そうすることで、心が少し軽くなるような気がすると思います。