職場の人間関係で悩む方は多く、それが原因で退職の道を選択したり一人で抱え込んでしまい、精神的ストレスからうつ病になってしまう方も多くなってきています。
職場での人間関係は誰しも良好でありたいものですし、仕事だけでなく生活にまで影響を及ぼすような人間関係の悪化にだけはならないように努めたいものではないでしょうか?
世の中というのは、不思議なもので人付き合いが上手な方もいれば、今ひとつ苦手な方もいらっしゃいます。
そもそも会社というものは、価値観の違う人間が同じ目標に向けて、意見を言い合ったり協力しあったりして利益を拡大するために集う場所なわけです。
価値観が違う人間が集まれば必然的にモメごとなども起こりますし、時にはパワハラやセクハラのようなことも起こり、心を悩ます方もでてきてしまいます。
特に人付き合いが苦手な方というのは、自分が思いもしないようなことで職場の人間関係がうまくいかないと悩んでしまうのです。
そこで職場の人間関係を良くする方法として、上司や同僚、部下の方々と良好な関係を保つポイントについてご紹介したいと思います。
また現在、人間関係に疲れてしまったり、めんどくさいと感じてしまって悩んでいらっしゃる方がいらっしゃいましたらこちらの記事にて対処法についてお伝えしていますのでご参考下さい。
目次
苦手だと思う相手には積極的にコミュニケーションを図る
会社の中で苦手だと思う上司や同僚の方などがいらっしゃる場合に、苦手だからといって避けていたりすることはないでしょうか?
自分が苦手と思っていても相手はそんな風に感じていないことのほうが多いですから、アナタが苦手意識だけで相手を無視するような状態にあると相手から感じの悪い奴というレッテルをはられかねません。
上司の場合だと自分に思い当たることがないのに避けているように感じると、アナタの姿勢に不信感をもってしまうこともありえるのです。
感情の起伏が激しい上司ならアナタにきつく当たったり、無碍に扱われたりパワハラにまで発展するようなこともあったりします。
同僚の場合だとアナタの感じの悪い印象だけがインプットされてしまい、変な噂をたてられたりイジメのような行動をついついとられてしまうことにもなりかねません。
もちろんパワハラやイジメは、行う人のほうが悪いですからアナタに非は全くありません!
しかしながらコミュニケーションをとるような行動をアナタが苦手だと思う人にこそ積極的に行うことで、人間関係を良好な状態に保つようなことに繋がるのです。
人付き合いが苦手という方からすると、自分からコミュニケーションを積極的にとることは結構、大変なことだと思います。
まして苦手な相手ともなると、なおさらではないでしょうか?
しかし、ここでアナタが行動を変えることで相手に変化がみられるような効果も期待できますし、苦手と思っている方とコミュニケーションをとることで意外と話しやすい人という風に印象が変わることもあったりします。
ぜひ、コミュニケーション能力の向上に努めてみて下さい。
直接、相手と話し合う
何かミスを指摘したりすることを職場内で行うときには、直接その相手と話しあうことが大事です。
例えばメールでのやりとりで済まそうとすると、感情論になりがちで活字だけのやりとりだけでは、ニュアンスを伝えるのは難しいですから、人間関係を良くするためにも問題ごとは直接、対話するべきなのです。
活字だけの会話というのは、勘違いが発生してもお互いに気かず進むこともありますので、必要以上に悪く思ってしまい相手を責めてしまうようなことにも繋がってしまいます。
また直接当事者同士で話し合ってもいないのに、相手の悪いことを職場の第三者に話すようなことをしたりするのもご法度です!
人を介しての話というのは、枝葉がついて変に誤解をうんでしまいますから充分に気をつけて下さい。
実際に会って話し合っておけば、こんな後味悪い結果にならなかったのに・・・
そんな風になってしまっては、良好な人間関係はつくれないものです!
そうならないように、問題ごとがあったときには、実際に会って話し合うようにしなければなりません!
距離感をもって社内では人と接する
職場の同僚と仲良くなって、そこから友人関係に発展する場合もあると思います。
しかし仕事中は、職場の同僚として節度をもって接するのが重要になってくるんです!
職場の同僚との慣れ合いで公私混同になり、仕事に支障が出たりミスが生じるなど仕事のトラブルでお互いの関係にひびが入り、そこから人間関係が悪化したということもあったりするからなのです。
職場での同僚という関係と友人関係の間で線引きは難しいのですが、どういう関係で接することが自分にとってベストかを考えて行動するのが大事なのです。
前向きな返事を心がける
人間関係を良くするために、相手からの質問や依頼について最初のリアクションとしては、明るく対応することが大切になります。
言われたことをいきなり否定的に返事をしたり、嫌そうな態度をあからさまにしてしまうと相手は、アナタの印象をとても悪いように受け取ってしまいます。
例え依頼された内容が実施するのは難しいと最初に感じたとしても、まずは前向きな返事を明るい笑顔で行うようにすることが大事なわけなのです。
人というのは、明るく元気な対応をされるとその人を悪く思うことはあまりありませんから、良好な人間関係の形成において非常にプラスに働くのです。
会話の際に大きなリアクションを心がける
人というのは、会話の最中に相手のリアクションが大きいと自分の話を傾聴してくれているのだという安心感を抱くようになります。
相手が話す内容に応じて相づちの取り方や表情などは、他人に与える影響というのがそれだけ大きいということなのです。
相手が話すことに対して、リアクションが大きいほど会話も盛り上がりますし、その人との距離間をより縮められるようにもなってきて人間関係も良好に保つことができるのです。
ネガティブな言葉を発しない
上司や同僚の陰口をいったり、常に不平や不満をいうようなネガティブな言葉を発しないことが職場の人間関係を良くするということを肝にとめておいて下さい。
ネガティブな思考の人の周りには、誰も集まらないですし、そもそもネガティブな人は信頼を他人から得られることは、ほとんどないので良い関係性を人とつくるのが難しいタイプの人なんです。
ただ、会社の愚痴や文句を言いたくなることは、社会人なら誰しもあることですから、節度と分別をもって愚痴や不満を言うのはストレス発散にもなって必ずしも悪いことではありません。
気をつけつけなければならないのは、会社の中で誰でも通るような場所や人が集うような場所(喫煙所など)で名指しで陰口を言ったりすることがないようにしなければなりません。
いずれにせよネガティブな言葉を言うことは得策では、ありませんからポジティブな思考でいることを意識するようにしてみて下さい。
相手を思いやる心を忘れない
自己中心的な言動やふるまいを常に行うような人は、職場での人間関係も決して良好とはいえません。
人から何かされれば感謝の気持ちを素直に言えるようにしなければならないですし、困った人がいたら助けてあげるような慕われる人になったほうが職場での人間関係も良くなるものです。
相手を思いやる心を忘れないような人は、社内での敵もつくらなくてすみますから実践することをおすすめいたします。
必ずアナタに共感を抱く人が増えてきてアナタにとっての職場の環境も良いものになるはずです!
正直でいること
仕事で失敗したりミスしたりすると、責任を逃れたり誰かのせいにしてしまいがちですが、周りの人は必ずみています!
失敗したことを正直に話すことは、潔い人間だと認めてもらうことになり、人間関係を良好なものにするうえでは重要なことになります。
逆に自分のミスを認めず、自己保身にはしってしまうと気付いたら孤立してしまうことになりかねませんので、誠実な行動を忘れないで頂きたいと思います。
約束をきとんと守る
約束したことを責任をもってはたすことは、職場での人間関係を良くする方法としてはかなり有効です。
逆に約束をまもらなかったり時間にルーズな人が、アナタの身近にいたとしたらいかがでしょうか?
とてもじゃないですが、信頼して良好な関係をつくるのは難しいはずです!
約束を守るということは、人としてあたりまえのことだと自覚して行動するようにしなければならないのです。
まとめ
職場での人間関係は、仕事だけでなく生活においても影響してくるとても重要なことです!
アナタ自身が変わらなければストレスの少ない職場にすることはできません!
人付き合いが苦手だったりすると、積極的にコミュニケーションを行うことは難しいこともありますが、悩まずに自分に自信をもって行動して下さい。