脂肪肝は食事を減らしても改善しない？！脂肪肝の本当の改善方法とは？

最近になって中高年の間で流行っている病気で、脂肪肝という病気についてご存知でしょうか？
　
　
脂肪肝をご存知な方は、ビールの飲み過ぎが原因の病気！と思っていらっしゃるのかもしれませんが、お酒の飲み過ぎだけで引き起こる病気ではないのです。
　
　
脂肪肝は食べ過ぎ、いわゆる暴食からくる病気で、日本ではこの脂肪肝を発症してしまうのは4人に1人といわれていて、とても危険な病気なんです！
　
　
主に脂肪肝とは肝臓の部分に脂肪がたまることにより、フォアグラのような状態になってしまうことをいい、今まで脂肪肝はとても軽い病気と考えられてきましたが、最近では脂肪肝になることで肝硬変や肝臓がんに繋がってしまうこともあるといわれ、とても怖い病気として認知されるようになってきました。

　
脂肪肝は食事を減らしても改善するのは難しいとされておりますので、脂肪肝の本当の改善方法についてご紹介したいと思います。
　

脂肪肝とは?
脂肪肝の原因とは?
低カロリーの食事を心がける
脂肪肝は食事だけでは改善しない、生活習慣を変える必要がある
まとめ
私たちの体に起こる様々な、病気や症状についての原因をご紹介！

脂肪肝とは?

食事を取った際に一緒に摂取させる脂肪分は、小腸で脂肪酸に分解され次に肝臓に送られていきます。
　
　
糖分や脂質の多過ぎる食事を取っている方は、肝臓におくられられる脂肪酸が増えてしまい、結果的に中性脂肪がつきやすくなります。
　
　
アルコールを飲み過ぎた場合でも肝臓に負担をかけてしまい、中性脂肪がたまりやすくなり、皮下脂肪や内臓脂肪、中性脂肪がたまっていくと肥満気味になり、肝臓が脂肪肝と呼ばれるようになります。
　
　
健康な肝臓の場合でも3～5%程度の脂肪があるといわれていて、大体5%を超えた場合に脂肪肝と診断されてしまいます。

脂肪肝の原因とは?

脂肪肝の原因は、暴食からくる糖質や脂質の取り過ぎであると考えられ、糖質や脂質を摂取し過ぎてしまうことで、使いきれなかった脂肪酸やブドウ糖が中性脂肪として肝臓に蓄積されていきます。

また肥満体系になると脂肪酸の燃焼が悪くなり、肝臓に蓄積されやすくなります。
　
　
だからといって極端な食事制限をしたり、無理なダイエットを続けていると、低栄養性脂肪肝と呼ばれる脂肪肝になってしまうこともあります。

低カロリーの食事を心がける

お酒を飲んでいる人の方が、飲まない人よりも肝臓に負担をかけてしまうのは事実ではありますが、お酒を多く飲むまれる方は、案外食べる量は少なかったりします。
　
　
もちろん個人差はありますが、傾向としては食べるより飲むを優先される方のほうがお酒好きには多いようです。
　
　
その反面、暴食をする人というのは食べても食べても食べたりないという志向があり、結果的に糖質や脂質をとり過ぎてしまいます。
　
　
これらを考えるとお酒を多く飲む方よりも、暴食をして糖質や脂質をとり過ぎている人の方が脂肪肝になりやすいのです。
　
　
だからといってお酒の飲みすぎはよいことではないですので、お酒を控えたり、お酒を飲む時はできるだけ低カロリーの食事を心がけるようにしましょう。
　
　
また、暴食気味の人はできるだけ低カロリーで糖質や脂質が抑えられるような物を食べるようにすると、脂肪肝の病気になりにくくすることができるのです。

脂肪肝は食事だけでは改善しない、生活習慣を変える必要がある

脂肪肝という病気は食生活を変えただけでは、改善できる病気ではありませんので、すでに肥満体系や肥満気味、中性脂肪がつき過ぎている人の場合は生活習慣も変える必要があります。
　　
　
中性脂肪がついている時点で脂肪肝になりやすくなるため、日常から運動をして中性脂肪を減らす努力も必要になります。
　
　　
食事やアルコールを制限しても、今までの生活で中性脂肪がついているものには効果はなく、これから中性脂肪をつけないようにしていくだけとなってしまい、根本的な脂肪肝にならないように予防したり、中性脂肪を減らす改善にはなりません。
　
　
生活をしていく中でできるだけ運動を行うようにしたり、エスカレーターやエレベーターを使用せずに階段を使うというのも良いと思いますので、まずは簡単な運動からはじめ、中性脂肪を改善できるようにしていきましょう！

まとめ

食生活や生活習慣を見直すことで、脂肪肝の改善ができるようになっていきます。
　
　
脂肪肝の症状としては体が疲れやすい、肩がこる、頭がボーとする、などといった症状が表れることもあり、この症状は血液がドロドロになっている証拠で、血液がドロドロになり血行の流れが悪くなってしまうのが脂肪肝の特徴ですので、生活習慣が原因で脂肪肝になる場合は生活習慣を改善すれば治すことも可能です。
　
　
体重をたったの2キロ減らすだけであっても、肝臓の中性脂肪が減るので、肝臓の機能が徐々に回復していくと考えられますので、脂肪肝になってしまった場合は、運動をして中性脂肪を減らせるように努力をしていきましょう。
　