痰が絡むことや喉がイガイガしたり、熱が出たり、寒気がしたり、めまいがするような風邪って辛いですよね・・・
風邪を引いてしまったときって、きちんと食事はされていますか?
風邪を引いたときには体がだるくて、つい簡単に食事を済ませてしまったり、薬を飲んで何も食べずに寝て治そうとしてしまうこともあるかと思います。
しかし、食事をとらずにお薬を飲んでしまうと、胃腸にも負担がかかってしまうことがありますので、風邪を引いたときこそ、体調に合わせた温かい食事で胃腸をいたわり、必要な栄養をしっかり、とったうえでお薬を飲んで体を休めてあげる必要があります。
ここでは風邪を引いたときに体に良い食事のメニューと風邪のひき始め、風邪が重くなってつらいとき、風邪の治りかけのときの3つの段階で、クックパッドの風邪に効くおすすめレシピをご紹介したいと思います。
目次
風邪の時の食事について
風邪は喉や鼻などに炎症が起こる病気で、頭痛・発熱・鼻づまり・鼻水・くしゃみなどが主な症状になっています。
普通ですと1週間ほどでは治る病気ではありますが、油断していると肺炎をこじらせたりするケースもありますから、風邪を引いたらきちんとした対処もしくは、治療が必要になってきます。
特に食事については、気をつけなければならず風邪のときに効く食べ物や飲み物を食することで、低下した抵抗力やエネルギー補給、水分補給が必要になります。
風邪に効くといわれている食べ物についてはこちらでご紹介しております
風邪を引いてしまうと、食欲もわかないことから薬だけ服用して食事をしないという方も多いのですが、それですと体力の回復もおくれ、なかなか治りませんので工夫した食事のメニューでカゼを撃退する必要があります
風邪のときの食事としておすすめのメニュー
風邪を引いたときには、症状に応じてメニューを考えたほうがよいですから、おすすめメニューは次のようになります。
雑炊
炊いたゴハンをダシ汁もしくは味噌汁などで野菜を混ぜ煮込んだ雑炊は、栄養補給には最もよいメニューになります。
風邪の症状が軽いときには、早く栄養をつけて治すのがベストなので、卵・ネギ・ニンジン・じゃがいもなどを入れた雑炊を食べますとビタミンとタンパク質も補給できますからおすすめメニューになります。
お好みでショウガなどを入れて召し上がりますと体を更に温める効果も得られます。
おかゆ
風邪の症状が重いときには胃に負担がかからないようなメニューがいいですから、おかゆは最適なのです。
お米と水だけでつくるおかゆは、柔らかく消化にいいですし炭水化物を豊富に含んでいますのでエネルギー補給にもいいのです。
殺菌効果のある梅干を入れて召し上がるとなおいいです!
風邪のひき始めの時に食べると良いレシピ
喉がイガイガしたり、鼻水がでたり、寒気やからだのだるさを感じたとき、風邪かな?と思うひき始めの段階では、体を温めてくれて、消化のよい食事で内臓を休めてあげて下さい。
そこでおすすめの生姜を使った、冷蔵庫にあるもので作れるレシピをご紹介します。
冷蔵庫にあるもので!簡単にゅうめん
<材料>
そうめん
白だし
冷蔵庫にある野菜、お肉
薄口しょうゆ
生姜
ネギ
<作り方>
①たっぷりのお湯でそうめんを茹でます。
②そうめんを茹でている間に白だしと水を入れ、火にかけ、沸騰したら冷蔵庫にある野菜や小さく切ったお肉を入れます。
(にんじん等の硬い野菜はピーラーを使ってスライスすると手間もかからず短時間で火を通すことができます。)
③野菜とお肉に火が通ったら茹で上がったそうめんを②の鍋に入れ、薄口しょうゆと溶き卵を加えて少し煮ます。
④お皿に盛り、生姜、お好みでネギをのせて、出来上がりです。
(クックパッド参照URL:http://cookpad.com/recipe/2537156)
風邪が重くなって辛い時に食べると良いレシピ
本格的にかぜをひくと、体の中では風邪をやっつけようと面栄細胞が活性化するため、体温が上がり、エネルギーの消費が盛んになります。
食事をとるのも辛い時ですが、弱った胃腸をいたわりつつ、かぜを退治するための栄養を取り入れることが大切です。
そこで、風邪の時に不足しがちなビタミンを多く含み、風邪の特効薬とも言われるレンコンを使ったレシピをご紹介します。
とろとろレンコンスープ
<材料>
レンコン 50g
長ネギ 5cm
生姜 5g
出汁 150cc
梅干しまたは味噌 少量
<作り方>
①ネギは小口切り、レンコン、長ネギはすりおろします。
②①と出汁を鍋に入れ、弱火でふつふつ煮立つまで煮る(3~4分)。
器によそい、叩いた梅肉または味噌を少量のせて出来上がりです。
(Nadia参照URL:https://oceans-nadia.com/user/10834/recipe/113013)
風邪の治りかけの時に食べると良いレシピ
辛かった発熱や、頭痛、喉のイガイガなどの症状がとれてきて、ちょっと楽になってきたなと思う風邪の治りかけはとても大事な時期で、ここで油断してしまい、風邪をぶり返してしまうと治りが悪くなってしまうので、しっかり栄養のとれる食事をこころがけて下さい。
そこで、ここでは温かくて栄養満点の親子うどんをご紹介します。
お鍋ひとつでできる簡単レシピです。
親子うどん
<材料>
うどん 1玉
玉ねぎ 1/2
卵 1個
青ネギ(お好みで)
鶏肉(豚肉でも可)
片栗粉 小さじ1
酒 大さじ1
★水 250cc
★めんつゆ(濃縮タイプ) 大さじ2~3
★しょうゆ 大さじ1
★みりん 大さじ1
★砂糖 小さじ半分
★生姜チューブ 少量
★にんにくチューブ 少量<作り方>
①うどんを茹でておいてどんぶりに入れておきます。
②鍋に★を入れて火にかけ、沸騰したら一口大に切った鶏肉(鶏肉がなければ豚肉でも可)、片栗粉、酒を入れます。
②鶏肉に火が通ったら薄切りにした玉ねぎを入れ、強火にして溶き卵を加えてひと煮たちさせます。
③卵が固まったら火を止め、うどんを入れておいたどんぶりに盛り付け、お好みでネギをかざって、出来上がりです。
(クックパッド参照URL:http://cookpad.com/recipe/4209156)
胃腸風邪・胃腸炎・急性胃腸炎から回復しはじめる4日~5日目あたりの食事としてもとても良いレシピです!
作る気力がない時にはコンビニで買える食材にひと手間
ここまでは風邪を引いたときの3つの段階別にレシピをご紹介しましたが、風邪が重くなると、自炊をする気力もなくなってしまうこともありますよね。
そんな時に食事をとらないということだけは、体に悪く風邪の治りが遅くなるので避けて下さい!
レトルトのおかゆや雑炊をコンビニで購入することができるので、自炊をする気力がないときには、コンビニでレトルトのおかゆを購入し、お好みで卵を割り入れて温めたり、梅干しや青ネギを散らしてみるのもおすすめです。
あとコンビ二のおにぎりで簡単に雑炊がつくれたりしますからご参考にしてみて下さい
まとめ
風邪を引いたときの食事として最適なメニューとおすすめレシピを、風邪の引き始め、風邪が重くなって辛いとき、風邪の治りかけのときの3つの段階別レシピをご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?
風邪を引いたときは体がだるくて食事をとるのもおっくうになってしまいますが、風邪をひいたときこそ食事をとることはとても大切なことですので、自分が風邪を引いたときはもちろん、大切な人が風邪を引いてしまったときにも作ってあげたい、体をあたためてくれる栄養満点のレシピを、ぜひ試してみてください。