キャッシングでお金を借りたい時に一番に気になるのが金利なわけですが、各キャッシングローン会社のホームページなどで比較していてもどこが一番安く借りられるのかというのは判断が難しいものです。
出来れば低金利のところで借りて、返済の負担を少なくしたい・・・
そう考えていらっしゃる方も多いと思いますが、キャッシングの金利というのは意外とわかりにくいのではないでしょうか?
キャッシングの金利について知らないことが多かったり、各キャッシングローン会社のホームページなどでもよく分からないこともあるかと思いますので今回は借りる前に注意しておきたい金利のポイントについてご紹介しましょう。
目次
まずは金利についてきちんと知ろう!
借りる前に注意しておきたいポイントを紹介する前に、そもそも金利がどういったものなのか分かっていないといけません。
まずは金利についてきちんと知ることが大切なのです!
金利というのは、お金を借りた時に借りた金額分の返済+αの金額が利息になるわけなのですが、この利息がいくらなのかを計算する際に必要となるのが金利です。
+αとなる利息はキャッシング会社の利益分になるお金で、簡単に言うとお金を借りたレンタル料のことを言います。利息は金額で表しますが、金利は割合を示しているので全て%で表示されているのです。
この金利は全て年率で表されており、1年でお金を借りた時の利息割合を指していて、金利20%のところで10万円借りたとすると、1年後の利息は10万×金利20%となるので2万円の利息が1年で付くという計算になるのです。
利息は1日経過するごとに増えていく!
先程の計算はあくまで1年で返済した場合の利息で、これを365日で割ると約54円、1日分の利息は54円となります。
1日分の利息が1日経過するごとに増えていくので、例えば10万円を30日で返した場合は1620円の利息となるのですが、10万円を90日かけてゆっくり返していった場合は利息は4860円となってしまうのです。
つまり、お金を借りたら早く返した方が損をしないということになり、なるべく借りたお金は早く返すように心がけるようにしましょう。
金利のチェックポイント
各キャッシング会社では、それぞれ異なる金利を打ち出していますが、どこも大体似たような金利となっています。
これには理由があって、全て上限金利は元金の金額によって決まっており、利息制限法という法律で定められているためなのです。
10万円未満であれば上限金利は20%まで、10~100万円なら18%、100万円以上は15%となっており、もしもそれ以上の金利を設定している会社があれば、それはいわゆる「闇金(ヤミキン)」といわれる法的に認められていない金利で貸金業をおこなっている会社なので絶対に借入れをしないように気をつけて下さい。
また、金利のチェックポイントとしてどこの会社でも「3.5%~18%」というように、上限と下限が設定されていますが、どうしても低金利で借りたいという気持ちが強いせいか、上限ではなく下限を気にするという方が多くいらっしゃいます。
しかし、下限金利というのはほとんど適用されることは少なく、特に初めてその会社から
キャッシングを利用されるというと、上限金利で適用されるケースが多く見られます。
そのため、下限金利が低いからという理由で借りるところを選ぶのではなく、上限金利が低いところを選んで借りるようにすると、利息分を抑えた返済も可能になっていきます。
キャッシングローン会社の選択
キャッシングローン会社を選ぶには、銀行系のカードローンもしくは、消費者金融系のカードローンのいづれかで選択すると思いますが、銀行系のカードローンは他の金融機関と比べて低金利のところが多いのでオススメです。
大手の銀行、信用金庫、地方銀行など、最近は多くの銀行で個人向けのキャッシングサービスを取り扱っていますので、ご自身の借入れの金額や返済する期間などで選択するようにしてみて下さい。
消費者金融系のカードローンは銀行系と比べて金利は高くなりますが、審査が通りやすいなどのメリットがあります。
また消費者金融系の中にはサービスが充実しているところも多く、即日融資はもちろんのこと深夜の借入や返済も可能だったりしますから、急にお金が必要になったときや時間がなかなかとれない方などには便利だと思います。
即日融資が可能なカードローンについてはこちらで詳しくまとめていますのでご参考下さい!
来店不要で即日融資が可能なカードローンとは?
借りる時は返済プランを立てることが大切!
お金を借りる時に、借りた後のことを考えていない方も見受けられますが、そういった方の場合どうしても借りすぎてしまう傾向にあります。
それは、自分が今後返済していくという認識が薄くなってしまっているからです。
お金を必要な分以上に借りすぎてしまうと、返済する時に自分への負担がとても大きいものになってしまい、そこから多重債務が生まれてしまったり、最終的には自己破産へと追い込まれてしまう恐れがあります。
そのような結末にならないためにも、キャッシングを借りる時はまず返済プランを立て、自分がどれくらいまでなら返済していくことができるのかなどをしっかりと決めておくことが重要です。
低金利で借りられたからといって調子に乗り、多くの借金を抱えてしまうと、低金利であっても負担は大きいことには変わりありません。
ですので、金利を調べつつきちんと返済プランを立ててからキャッシングを利用するようにしましょう。
無利息サービスを利用すれば金利ゼロでお金を借りられる!
基本的にお金を借りると必ず利息は付いてくるものですが、無利息で借りられるものもあります。
それが、無利息キャッシングなんです!
各消費者金融で主に行っているサービスなのですが、約30日間は金利が発生せず利息がつかないというサービスとなっています。
30日を過ぎると通常通り金利が発生し、利息が生じてしまいますが、これを上手に活用すると返済金以外の負担を0にすることができるのです。
例えば、金利18%で20万円借りたとして、この時、1日分の利息は20万円×18%÷365日で約98円となり、30日後に返済すると約2958円の利息がつくことになります。
30日間の無利息キャッシングサービスを利用した場合、約2958円かかっていた利息が全て0円となり、借りた20万円だけを支払うだけで済むわけなのです。
また、もし31日目以降の返済になったとしても、30日分の利息はかかっていないことになるので負担も少なく返済することができますから、無利息キャッシングサービスを利用することで返済の負担を少なくすることができるのです。
ただし、デメリットもありますからここら辺の認識もきちんともっていなければなりません!
無利息キャッシングサービスのメリット・デメリットについてはこちらをご参考下さい!
無利息キャッシングのメリット・デメリットとは?
まとめ
キャッシングを利用する場合は、金利やサービスなどを比較し借入れすることが大切ですが、返済の計画をご自身できちんと決めてから進めるようにして下さい。
多重債務者に多いケースとしては、無計画なキャッシング利用があげられますからご自身の年収に見合った借入れすることを心がけて下さい。
自己破産に追い込まれるような借入れは、避けなければなりません!