冬になるとどこの家庭でも食卓にのぼるであろう、お餅ですがその食べ方はお雑煮やきなこ餅、安倍川餅などいろいろある中でも甘いおしるこにして食べることが好きな人も多いのではないでしょうか?
おしるこはとっても甘くて美味しいですが、甘い分だけカロリーがどうしても気になりますよね。
冬の寒い時期に身体をポカポカと温めてくれるおしるこのカロリーやおいしい食べ方についてお伝えしていきたいと思います!
おしるこのカロリーはどれくらい?
おしること一言でいっても、家庭によって食材や調味料は様々です。
そのため一般的な調理方法で作られた場合の数値になりますが、おしるこは一杯で大体223kcalと言われています。
ちなみにカスタードプリンが200kcal、ショートケーキが310kcal、レアチーズケーキが210kcal位なので、一般的なスイーツと大体同じくらいのカロリーがあるといえるでしょう。
ちなみにお餅は切り餅で118kcal、丸餅で83kcal程度なので、おしるこにすることでだいぶカロリーが上乗せされることになります。
餡子(あんこ)は生クリームほどではないにしても、砂糖を使っているためカロリーが高く、おしるこにする際にさらに砂糖を加える場合もあるので、どうしても余計にカロリーは高くなるのです。
そのため、例えばお餅は一つだけにするとか、砂糖を控えめにするとか、工夫をすることによってカロリーを低く、太りにくくする必要があります。
おしるこの美味しい食べ方は?
カロリーが気になるとは言え、あまりに冷える日なんかだとおいしいおしるこが食べたいですよね。
そこで美容にも効果のある食材を使って、少し変わったおしるこのレシピを紹介いたしますね。
通常のレシピでは物足りなくなった時や、あんこや小豆がなくてもおしるこが食べたくなった時にぜひ試してみてください。
1.ホクホクかぼちゃのおしるこ
ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンCを多く含有するかぼちゃは、それ自体が甘みを持つので砂糖の使用量を抑えることができます。
美容と健康によいかぼちゃを小豆の代わりにたっぷり使った優しい甘さのおしるこです。
【材料】
・かぼちゃ 1/8個分
・水 200cc
・塩 ひとつまみ
・砂糖 大さじ2~3
・お餅
①かぼちゃは種を取り除き、軽く水で洗ってラップをかけてレンジで2分ほど加熱します。粗熱が取れたら皮をむいて1~2cm角にカットしましょう。
※先にカットして加熱するよりも、大き目の状態で加熱してカットするほうがより柔らかく仕上がります。
②鍋に水200ccを入れて、1のかぼちゃと塩ひとつまみを加えてかぼちゃが柔らかくなるまで10分程度煮ます。
③ ②を一度火からおろし、マッシャー等で柔らかくなったかぼちゃをつぶします。
④ ③を再び火にかけ、砂糖を加えて弱火で焦がさないように10~15分ことことと煮ます。
⑤ ④にお餅を加えてお餅が柔らかくなるまで加熱します。
※好みによって先に焼いたお餅を入れても構いません。
2.濃厚な栗のおしるこ
栗にはニキビの改善や、肌の老化の原因となるシミを予防し、ハリつやのある綺麗で健康な肌へと導いてくれる美容効果があります。
美味いだけではなく、美肌効果が期待できる一石二鳥のおしるこです。
【材料】
・栗 150g
・砂糖 50g
・水 150cc
・甘露栗 2個
・粒あん 60g
・お餅
①栗の皮をむき、マッシャーなどでつぶして裏ごしをします。
②鍋に①と砂糖を入れて、だまができないように少しずつ水を加えながら混ぜます。
③ ②にお餅を加えて柔らかくなるまで加熱します。
※好みによって先に焼いたお餅を入れても構いません。
④器に流しいれ、粒あんと甘露栗を添えます。
3.ココナッツオイルのおしるこ
最近は、その美容に対する効果が注目されてるココナッツオイルは、体脂肪の減少に効果的だといわれています。
マイルドな味わいで小さなお子さんでも美味しく食べられる味になっているので、ぜひ家族で食べてみてください。
【材料】
・ココナッツミルク 200cc
・牛乳 150cc
・砂糖 25g
・お餅
①鍋にココナッツミルク・牛乳・砂糖を入れて火にかけ、砂糖が溶けるまでしっかりと混ぜます。
※沸騰させてしまうと牛乳が膜を張るので、沸騰させないように気を付けましょう。
② ①にお餅を加えて柔らかくなるまで加熱します。
※好みによって焼いたお餅を入れても構いません。
美味しくて美容にも効果的なこれらのレシピを、ぜひ試してみてください。
おしるこが好きな方にはもちろん、おもてなしのデザートとしても喜ばれること間違いなしだと思います。
まとめ
寒い冬にポカポカと体を温めてくれるおしるこのカロリーと、少し変わったレシピをご紹介してきました。
おしるこは意外とカロリーが高いですが、その分お腹にも溜まりやすいため、だらだらと食べなければそんなに太りやすいメニューではありません。
また、砂糖の量を調節したり、材料を変えたりすることで、低カロリーのダイエット食にすることもできます。
美容に効果的な材料を上手に組み合わせて、寒い冬を美味しく乗り切りましょう。