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便秘の原因便秘になると、ぽっこりお腹の原因になったり、ニキビや肌荒れなどの美容上のトラブルが起きる、肩が凝るなど、ツライ症状が出てきますよね・・・
 
 
何日も便がでないと下剤に頼って便秘を解消しようとする方も多いのではないでしょうか?
 
 
しかし、下剤のような便秘薬は一時的に便秘を改善してくれるのですが、根本的な治療にはならないのですね。

さらに、便秘の度に頻繁に下剤を使用していると、下剤の刺激に体が慣れてしまって、だんだん薬の効き目が現れなくなってしまい、自分の力で排便することが難しくなってしまうというリスクがあるのです。
 
 
そうなってしまうのを防ぐためにも、まずは便秘になる原因をチェックして、その原因に合った対策をしていく必要があります。
 
 
便秘には、様々な原因があるのですが、アナタを悩ます便秘の原因は一体何なのでしょうか?
 
 
ここでは、便秘の原因や種類そして症状についてご紹介しますので、なるべく下剤に頼らず症状を改善していくための参考にしてみてください。

排便の仕組みとは?

便秘の原因や症状を理解するには、まずは排便の仕組みを知っておくことが大切です!
 
 
人間は食べ物を摂取すると、胃や小腸に移行するに連れてどんどん消化されていき、液状になっていくわけですが、液状になった食べ物は大腸に入り、大腸で水分が吸収されていくため、徐々に固形へと変化していきます。
 
 
これが排泄物いわゆる便になるのです!
 
 
この便は徐々に直腸まで進んでいき、そこまで来ると排便反射が働き、脳に排便を促す指令がだされるので、脳はその指令を受け取ると、便意をもよおすようになるわけです。
 
 
排便の仕組みの中で、腸の蠕動運動がスムーズにいかないと直腸まで便を運ぶことが難しくなり、排便反射が働かずにいつまでも腸の中に便が停滞してしまうことになります。
 
 
このような排便の仕組みの中でいろいろな原因によって、不具合が引き起こってしまい便秘になってしまうわけなのです。

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便秘の原因

便秘の原因は一つに限らず、様々なものが関連していると言われています。
 
 
次に挙げるものが便秘を引き起こす主な要因になっていますから、アナタの便秘の原因にどれが当てはまるのかチェックしてみて下さい。

生活習慣からくる便秘

食生活が乱れていたり、運動不足だったりすると、腸の動きが低下してしまい便秘を引き起こしてしまう可能性があります。
 
生活習慣を改善させることで便秘が解消される場合もありますが、生活習慣を改善させるのは意外と難しく、なかなか解消されないケースも少なくありません。
 
特に食べ物で偏食が多い人は、食生活を変えようと思っても簡単にはいかないですから、どのような食べ物が便秘になりやすいのかというのを意識することから始める必要があると思います。
 
また、睡眠不足や運動不足の人も便秘になりやすいですから規則正しい生活や適度な運動をすることも大切になってきます。

ストレスからくる便秘

ストレスが原因で便秘を引き起こす場合もあるのですが、その要因となっているのがストレスによって生じる自律神経の乱れなのです。
 
自律神経というのは、正常に働いていないと私たちの体に様々な悪影響を及ぼしてしまいますから、便秘を引き起こしてしまうわけなのです。
 
自律神経が乱れますと、腸の働きが悪くなり蠕動運動がスムーズにいかなくなり排便のメカニズムを狂わしてしまいます。
 
現代は、ストレス社会とよばれるように会社での人間関係や仕事でのトラブル・重大なミスなどで悩むことも多いとは思います。
 
ですからストレスを溜め込まないような生活をおくることはとても大事なことで、自分なりのストレス発散方法を実践するようにしてみて下さい。

大腸の病気からくる便秘

大腸は、体の余分なものが最終的に残る臓器ですから、排泄物の処理がうまくできないと便秘になってしまいます。
 
大腸の病気にもいろいろあるわけですが、例えば大腸がんを発症してしまうと、腸内に腫瘍が生じてしまい、腸内を狭くしてしまいます。
 
場所によっては腫瘍が邪魔をしてしまい、便が通らなくなってしまうということも充分にあるのです。
 
この場合、悪化して便秘にともなう腹痛や嘔吐などの症状が現れる「腸閉塞」を引き起こしてしまう可能性が高いので気をつけて下さい。

他の病気からくる便秘

便秘は大腸の病気だけからくるものでもなく、他にも便秘を引き起こしてしまう病気だってあったりします。
 
例えば糖尿病でも便秘になりやすいと言われているのですが、その背景にあるのが合併症によるものなのです!
 
糖尿病の3大合併症の一つでもある「神経障害」は、自律神経が乱れやすくなり食事内容や運動を行なっていてもうまく便を排泄しないようになってしまうこともあるのです。
 
他にも、甲状腺機能低下症やパーキンソン病などの影響で便秘になってしまうこともあったりします。

薬の服用からくる便秘

抗コリン薬や抗うつ剤など、わりと重い病気を治すために処方された薬の副作用によって便秘を引き起こす場合があります。
 
処方された薬を服用してから便秘が起きやすくなったという人は、薬の副作用が原因として考えらるのですが、薬そのものが悪いということではなく、服用の仕方であったりそもそも病気を治すための薬で副作用として便秘になることが認知されていたりします。
 
病気を治すために処方された薬ですから、いたし方ないことではありますが、やはり便秘の苦しさというのは耐え難いものです。
 
少しでも便秘を解消するために便秘薬を飲むのもひとつの手段では、ありますが便秘薬以外での便秘解消方法も沢山ありますからこちらの記事も参考にしてみて下さい。
 


 
この他にも、過度なダイエットで食事量が減ったり、睡眠不足だったりすると、便秘になる可能性が高く、また、加齢で腸を動かす筋肉が衰えてしまうと、腸の動きが弱まってしまい便秘につながります。

便秘になりやすい食べ物は?

便秘の原因として最も多いと言われているのが食生活に問題があるということです。
 
 
ここからは便秘になりやすい食べ物をご紹介していきますので、アナタは便秘になりやすい食べものが中心の食生活になっていないか、普段の食生活を思い出しながらチェックしてみてください。

肉類

肉類
肉類と聞けば、健康面では脂肪分やカロリーの高さを気にするが多いと思うのですが、便秘の原因となってしまうのは肉類に含まれている豊富なたんぱく質です。
 
たんぱく質は必要不可欠な栄養素ですが、摂りすぎると腸内で悪玉菌を増やして腸内環境を悪くしてしまう原因になり、便秘を引き起こしてしまうのです。
 
では、肉類を食べなければ便秘が改善されるのか?
 
というとそうではありません!
 
肉類に含まれる脂肪分は便を柔らかくしてくれますから、肉類を食べることはなんら問題ありません、肉類に多く含まれるたんぱく質を摂りすぎることが良くないだけで、量を考えて、野菜なども取り入れた、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

体を冷やす食べ物

アイスクリーム
夏場は特に、アイスクリームやかき氷など、冷たいものを食べたくなってしまいますが、冷たいものの食べすぎも便秘に繋がってしまうことがあるのです。
 
冷たいものを食べすぎると、体が冷えて体温が下がってきます。
 
体温が下がると、血流が悪くなって臓器に栄養が届きにくくなります。
 
それは腸も同じで、体が冷えると腸の動きが弱くなって、便を押し出すことができなくなってしまうことで便秘が引き起こされるのです。

甘い物

チョコレート
糖分は体に必要な栄養分ですが、悪玉菌のエサでもありますから糖分の摂り過ぎには気をつけなければなりません!
 
糖分が多い食べ物でチョコレート、ケーキはついつい食べ過ぎてしまうことが多いですから、適度な量を食べるように心がけて下さい!

便秘になりやすい飲み物は?

食べものだけではなく、便秘にならないようにするためには飲み物にも気を配る必要があります。

カフェインを含む飲み物

玉露
カフェインには利尿作用が含まれているため、体から余分な水分を出すことで便が硬くなってしまって便秘の原因になってしまうことがあります。
 
カフェインというとコーヒーに最も多く含まれているイメージがあると思いますが、コーヒーよりも玉露のほうがカフェインが多く含まれています。
 
便秘改善のため水分補給をする場合にはコーヒーや玉露茶などカフェインを多く含む飲み物はおすすめできません。

タンニンを含む飲み物

ワイン
お茶やワインなど幅広い飲み物に含まれていて、コレステロール対策にとても良いとされているタンニンは、カテキンが酸化することで作られる物質なのですが、摂りすぎると腸粘膜に膜を作って腸の運動を弱めてしまうため、便秘に繋がってしまうことがあるので注意が必要です。

便秘の種類

便秘の種類は、機能性便秘と器質性便秘の二つに分けられ次のようなものになります。

機能性便秘

機能性便秘とは、大腸の働きが悪くなることで起こってしまう便秘のことで一般的な便秘はこのタイプになり大きく次の4つの原因があります。

弛緩性便秘

弛緩性便秘は、大腸の運動が低下し腸管の動きが弱まってしまい蠕動運動が行われにくくなってしまうことで起きてしまう便秘です。
 
大腸内に便が長く留まりすぎてしまったことで、便の水分が余分に吸収されてしまい、硬くなるので余計に出にくくなってしまいます。
 
硬い便が出てしまう人は弛緩性便秘に当てはまることが考えられ、腸の動きが弱まっている高齢者や、腹筋があまり強くない女性に多くみられます。

けいれん性便秘

けいれん性便秘は、副交感神経の興奮状態が続き腸管が緊張して便をうまく運べなくなってしまうことで起きる便秘です。
 
ストレスを抱えてしまうことで起こってしまったり、生活環境の変化で起こることが確認されているほか、過敏性腸症候群などが原因となる場合もあります。
 
うまく便が運ばれないため、まるでうさぎのフンのように小さい便がコロコロと出るのが特徴になっています。
 
けいれん性便秘の人は便秘と下痢を繰り返してしまうケースも少なくありません。

直腸性便秘

直腸性便秘は、直腸に便が運ばれているにも関わらず排便反射が起きず、そのまま停滞してしまう便秘です。
 
寝たきりの人や高齢者は神経反射が鈍ってしまうことで、この直腸性便秘を引き起こしやすいと言われています。
 
また、女性は排便を恥ずかしいと感じ我慢する傾向にあり、そういった人は直腸性便秘に発展する可能性が高いですから気をつけて下さい。

食事性便秘

偏った食生活をしている方に多くみられる便秘になります。
 
食物繊維の少ない食事中心ですと、腸壁に与える刺激が少なくなり便秘になるわけなのです。
 
また、食事の量が極端に少ない場合にも食事性便秘を引き起こすケースがあったりします。

器質性便秘

大腸の形の異常や、傷を伴う病気が原因で起こる便秘になります。
 
腸管の異常であったり、腫瘍などにより腸管の中が狭くなって腸内容物の通過障害が起こったり、隣接する腹腔内臓器の炎症、糖尿病、内分泌疾患、神経疾患、薬物中毒などによる腸管運動の麻痺によって器質性便秘が起こります。
 
激しい腹痛や嘔吐、更には血便なども起こることがありますから、そういう症状がでた場合には、原因となっている疾患治療を早急に対応する必要がありますから、病院にいくことを優先して下さい。

女性は便秘になる人が多い!その理由は?

女性は男性に比べて、便秘になる人が多く見られます。
 
 
それは、腹筋が弱かったり無理なダイエットをしたり、排便を我慢したりすることで発生しやすいのですが、それ以外にもホルモンの影響が考えられます。
 
 
女性ホルモンの一種である黄体ホルモンは、体内に分泌されると体の中に水分を溜め込むように指令を出しますから、そのため、便から吸収される水分量も多くなってしまうのです。
 
 
さらに、黄体ホルモンは妊娠時に流産を防ぐため腸の蠕動運動を低下させる働きを持っていて、黄体ホルモンが特に分泌される妊娠初期や月経前に便秘が起こりやすいのはこのためです。

便秘の主な症状

便秘によって引き起こる症状にはどのようなものが挙げられるのでしょう?

排便の回数が減る

基本的には毎日排便があることが理想的ですが、週3回未満しか排便が来ないとなると、便秘の可能性が高いです。
ひどい人になると、10日に1回しか排便が来ないという場合もあります。

残便感や強いいきみ

便を出したのにまだお腹の中に残っているような感じがしたり、強くいきんでようやく排便できたりというように、排便時に不快感があるのは便秘の症状に挙げられます。
 
腸の動きが低下しているのもそうですが、便が長く停滞してしまったことで硬かったり、溜まった量が多かったりすると、このような不快感を生じることがあるのです。

腹痛、お腹の張り

お腹、特に下腹部に痛みを感じる場合の他にお腹に便だけではなくガスも溜まった状態になって、お腹が張ってきて苦しいと感じてしまうこともあったりします。

何度も排便してしまう

基本的にはある程度の便量が1回の排便で出てくるものですが、けいれん性便秘で見られるようなコロコロとした便の場合、少量ずつしか出てこないため、何度もトイレに行かなくてはなりません。
 
また、排便感はあっても小さい便は排便しにくいので、トイレに行っていきんでも出ず、また排便感があってトイレに行っても出ないという行為を繰り返してしまいます。

実は便秘でこんな症状もみられる!

便秘というとお腹だけに関連していると思われてしまいがちですが、実際は他の部位への影響も起こります。

他の部位の不調

例えば腸内に便が溜まってしまうとその便が腐敗していきスカトール・インドールといったガスを発生させてしまいます。
 
そのガスは血液を通って全身を巡り、筋肉の動きなどを低下させてしまうことで、血流が滞り筋肉が収縮して頭痛を引き起こしてしまうのです。
 
また、胃痛や胃もたれ、胸焼けといった症状も起きてしまいます。

肌荒れ

こちらも一見関係なさそうな症状ですが、同じように悪質なガスが血液を通して全身を巡ることで、肌にも吹き出物として現れる可能性があります。
 
しかも、血流が悪くなってしまっているので肌のターンオーバーが乱れてしまい、余計に肌荒れがひどくなってしまうこともあったりします。

まとめ

便秘の原因は一つとは限りません!
 
 
便秘の原因は一つだけが関わっているのではなく、複数の原因が絡み合って便秘を引き起こしている可能性があります。
 
 
例えば、食習慣の乱れと睡眠不足、ストレスによって便秘になっていることもあるのです。
 
 
便秘を解消するには原因をひとつひとつ取り除いていくことが重要になります。
 
 
自分の便秘はどのような原因が考えられるのか、ぜひ今回の記事を参考に確認してみて下さい。

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