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目の奥が痛い仕事中や家事をしている時に、急に目の奥がキューっと痛くなったりすることはありませんか?
 
 
疲れてるのかな?
 
パソコンの見すぎ?
 
それとも、スマホでゲームのしすぎかな?
 
などと簡単に考えてしまってそのままにしていませんか?
 
 
目の奥が痛いのは、めまいや頭痛そして吐き気の症状をともなう病気の可能性も考えられるのです・・・

目の奥が痛いというのは体に不調を起こしているサインでもありますから、その原因についてきちんと把握しておくことをお勧めいたします。
 
 
風邪や病気の影響目の奥が痛くなることがありますから自分の体から発せられたサインを見逃さないように、今回は目の奥が痛い原因について紐解いていきたいと思います。
 
 
また、目の奥が痛くなったときに治す方法として、ツボマッサージもお伝えいたしますのでご参考下さい。

目の奥が痛い原因

目の奥が痛いときというのは、眼精疲労(がんせいひろう)が原因となっていることが多いとされています。
 
 
その他にもストレスや肩こりなどの原因で目の奥が痛くなることがあるのです!

眼精疲労(がんせいひろう)とは?

仕事中に画面を注視
普段の生活の中で、暇な時間や、仕事中に画面を注視するということが多いのではないでしょうか?
 
昔と違って、最近の生活にはスマホやパソコンが欠かせないですから、目を酷使するような状況になっているわけなのです。
 
しかし、そういう目を酷使するような生活を続けている方が増えてきていますから眼精疲労を感じる方が年々増加傾向にあるのです!
 
眼精疲労とは、目をずっと使うことを長時間行うような生活を続けていると発症する症状で、目がかすんできたり、痛くなったり、充血するようになったりするのです。
 
また、目の症状とともに吐き気をもよおしたり、頭痛・肩こりという身体の不調も同時に起こるようになる場合があるわけなのです。
 
眼精疲労になるとなぜ、目の奥が痛くなるのかといえば、例えばパソコン画面を注視することによって、眼球の中にあるレンズを動かす筋肉がずっと緊張状態になり、眼球が悲鳴を上げている状態を引き起こし目の奥が痛くなるのです。
 
眼精疲労の場合は目の奥が痛いだけでなく、ひどい方は頭痛や、吐き気を感じて寝込んでしまうこともあり、やっかいなのが睡眠をとってもなかなか回復しないというところにあります。
 
眼精疲労を防ぐには、パソコンやスマホを長時間見続けることをやめ、ちゃんと休憩をはさむことが大切です。
 
急ぎの仕事や、友達との楽しいSNSで時間を忘れてしまいがちですが、体調を崩しては元も子もなくなってしまいますから十分に注意して下さい。
 
また、30代後半以上の方は、眼精疲労が蓄積すると老眼が急速に進んでしまう場合もあるので、気を付けたほうがよさそうです。

ストレスが原因の場合

ストレスが原因
毎日が忙しく、休む時間はあまりなく休息時間といえば寝ている時だけ・・・
 
気が付けばいつも目頭を押さえて痛みが治まるのを待っているという方も多いのではないでしょうか?
 
ストレスがたまりすぎると血の巡りが悪くなり、目の奥の神経や三半規管などの調子が悪くなる場合があるのです。
 
そうすると目の奥に痛みがでたり、ときには頭痛や吐き気などの症状がでる場合もあったりします!
 
ストレスが原因で、目の奥が痛くなったりするなんて少し驚きですが、身体は正直なものなので、何とかしてストレスから解放されようと危険信号を出しているのです。
 
ストレス社会といわれる現代ではありますが、なるべくストレスを溜め込まないように自分なりの発散方法をみつけて下さい。

首や肩のコリが原因

肩コリ
ずっと仕事や勉強などで同じ姿勢を続けていませんか?
 
肩や首の緊張状態が続くために、首や肩の血流が悪くなり固く凝ってしまってそれが原因で目の奥が痛くなることがあるのです。
 
実は、眼精疲労が原因で目の奥が痛いのだとばかり思っていたのに、首や肩のコリが本当の原因だったという方もいるほどです。
 
首や肩のコリをほぐす運動を時々するようにすると解消されることもありますから試してみて下さい
 
また、車の事故などで、頚椎捻挫いわゆるむちうち症になりその後、目の奥が痛くなったというケースもあったりするのです。
 
首にコリや痛みをともなうような目の奥の痛みには結構、悩まされる方が多いですから注意して下さい

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目の奥の痛みをともなう頭痛の原因

医師
目の奥の痛みをともなう頭痛として群発頭痛(ぐんぱつずつう)の症状であることが多いとされています。
 
 
偏頭痛や緊張型頭痛といった聞きなれた頭痛とは違って、群発頭痛になる方は少ないのですがある期間で集中して起こる頭痛の症状で群発地震に例えられこの名称がついています。
 
 
群発頭痛の場合、ほぼ毎日のように頭痛で悩まされ1ヶ月~2ヶ月程度続いた後に期間をあけて、半年後もしくは2年か3年ほどしてまた、頭痛に襲われるようになります。
 
 
偏頭痛は、女性の方に多い症状なのに対して群発頭痛は、男性の20代~40代の方に多い頭痛になっています。
 
 
頭の中の血管が拡がり、炎症することで群発頭痛は、発症するという説がいわれておりますが、正直なところ正確な原因となるものはわかっていないのが現状です。

片目の奥が痛む原因は群発頭痛

群発頭痛の症状の特徴としては、「キリで刺したような痛み」であったり「目をえぐられるような痛み」というような表現をされるほどのかなりの激痛がはしり、絶えられないような状態になることが多いのです。
 
そして、この症状があらわれるのが左右どちらかの目の奥が多く、片目の奥が痛くなる原因は、ほぼ群発頭痛の症状によるものと考えられています。
 
首こりなどの前兆があるほかに、アルコールを摂取した後に群発頭痛を引き起こすこともあります。
 
頭痛以外の症状の他に目の充血や涙、鼻水鼻づまりなどを伴うこともあったりします。

目の奥が痛むときの病気の可能性とは?

目の奥に痛みを感じる症状のときには、何かしらの病気が原因の可能性も少なからずありますからご紹介いたいと思います。

風邪による原因

風邪
風邪を引いた場合
に目の奥が痛くなることは、珍しいケースではありません
 
風邪をひいたときに発熱までおこるとそれにともなう頭痛の影響によって目の奥が痛くなってしまうのです。
 
また、風邪をひいたことが原因で副鼻腔炎を起こして目の奥が痛くなることもあったりします。
 
風邪が原因で目の奥が痛い場合には、深刻な病気ではないので多少は安心ですが風邪が原因と思っていても違う病気が原因ということもありますから油断はしないほうがいいですね。

蓄膿症(ちくのうしょう)による原因

蓄膿症
そんなに頻繁にパソコンやスマホを使っているわけでもないのに、目の奥のほうに痛みを感じる・・・
 
そして、なんだか鈍痛を感じる頭痛があり、ひどいときはめまいも感じるということはありませんか?
 
もしかしたらそれは蓄膿症が原因で目の奥が痛くなっているのかもしれません!
 
蓄膿症は、ご存知のように鼻の病気ですが、副鼻腔(ふくびこう)という鼻と目の周りの空洞に膿がたまる病気なのです。
 
鼻と目はすぐそばにあるものですから、鼻の病気でも目の奥に痛みを感じることもあるわけです。
 
鼻が悪くなると匂いが感じられなくなり、お料理がいつもよりもおいしく感じなくなる方もいたりします。
 
また、膿の臭いニオイが自分自身で感じますから、毎日臭いニオイを鼻先に突き付けられているような感じになってしまうのです。
 
そんな症状の病気は、一刻も早く解放されたいですよね・・・
 
目の奥が痛くて、花粉症でもないのに鼻水が止まらないような時は、蓄膿症の場合もあるのです!
 
黄色や緑の粘つくドロっとした鼻水は蓄膿症の可能性がありますから、単なる目の奥の痛みとかたづけずに耳鼻咽喉科でしっかりと受診するようにして下さい。

脳腫瘍(のうしゅよう)による原因

夜中に目が覚める
夜中に目の奥の痛みで目が覚めることはありませんか?
 
痛みで目が覚めることほど嫌なことはありませんよね。
 
脳腫瘍が原因で目の奥が痛む場合には、眼精疲労などが原因の目の痛みと違い、日を追うごとにどんどんと痛みが増してくるのが特徴なんです。
 
ひどくなってくると、寝ていられなくなり吐き気やめまいも感じるようになってきたりします!
 
ぐっすりと眠れないと、疲れも取れなくてつらさが倍増しますから大変です
 
脳腫瘍が原因の場合には、両目の奥に痛みを感じるというわけではなく、片目の奥が痛くなることが多く、体の痺れやロレツがまわらないことも伴ったりするのです。
 
眼精疲労などでは、体の痺れやお酒を飲んでいないのにロレツが回らなくなるという症状は出ませんから、脳腫瘍を疑ったほうがいいかもしれません。
 
眼精疲労とは比べ物にならないほどの体調不良を感じたら、専門医に相談することをお勧め致します。

緑内障による原因

緑内障とは、視神経の細胞が減少して障害が起こり、視野が狭くなる病気になります。
 
緑内障は視神経における障害や症状がすぐには出るわけではありませんが、急性である場合、目の奥の痛みや頭痛・吐き気などの症状があらわれます。
 
閉塞隅角緑内障の発作が起きた場合も、同様の症状が起こるとされていて、そのため、目が痛いという症状だけでなく、頭痛や吐き気などの症状もある場合は早急に眼科を受診するようにして下さい。
 
緑内障は、最悪の場合失明してしまう可能性もあり放置しておくのは危険ですから、上記でお伝えしたような症状である場合は、早めに対応するようにしなければなりません。

三叉神経痛(さんさしんけいつう)による原因

三叉神経痛とは顔に痛みがでる病気で、脳へ顔の感覚を伝える三叉神経の障害が原因になっています。
 
痛みは突発的に起こり非常に強い痛みで目の奥にも痛みがともなうような病気なのです。
 
11月や2月に痛みがひどくなる傾向があるのも特徴的な症状になります。

花粉症やものもらいでも目の奥が痛くなる

花粉症
花粉症で悩んでいる人は、目に花粉が入ることで目をこすってしまうと眼球を傷つけてしまう可能性があります。
 
花粉症の場合、異物から目を守るために涙の量を増やしたり目のかゆみを起こすことがよくありますが、このかゆみの影響で目をこすってしまうと目の奥の痛みの原因にもなることがありますので注意が必要です。
 
また、目のかゆみを改善させるために目を洗いすぎるのもかえって傷を付けてしまうことにもなりよくありません。
 
特に目のかゆみ対策で洗眼薬を使用するのも医師によっては、勧めない場合もあったりします。
 
ものもらいの場合は、その症状の特徴として目の痛みを感じます。
 
まばたきをしたり、まぶたを押すと痛みを感じたり、赤く腫れるような場合は注意が必要です。
 
他にも、まぶたがかゆい・目に異物感がある・充血するなどといった症状が見られる場合、眼科で診てもらうようにして下さい。
 
 
その他にも目の奥が痛くなる病気としては次のようなものもあるのです。

  • 副鼻腔炎
  • ぶどう膜炎
  • 後部強膜炎
  • 球後視神経炎
  • 歯周病
  • うつ病

ドライアイは軽視してはいけない?解消法は?

目の奥の痛みはドライアイである可能性もありますから、ドライアイかもしれないと感じている人は、なるべく解消法を実践することをお勧めいたします。
 
 
病気以外の目の奥の痛みの解消にも効果がありますからお試し下さい

目を休める

まずできる解消法は「休める」ことです!
 
スマホやパソコンをよく見る機会が多い今、定期的に目を休めることを意識しなければなりません。
 
また、時々遠くを見たり目を意識的に動かすのも良いでしょう。

スマホやパソコンと適度な距離を取る

スマホやパソコンはブルーライトを発していて、それだけ目には負担がかかるのです。
 
ある程度距離を取って画面を見るようにすることで、目の症状が違ってきます。

目を温める

目の疲労回復やドライアイ改善には、42度程度のシャワーで目の周りを温めると効果的になります。
 
温めることで、目の疲れを癒すことができるのです。

マッサージする

マッサージをする前には、蒸しタオルなどで温めて血行を良くしてから行うのがコツです。
 
一方で、目の周りは皮膚が薄いため、刺激を与えすぎると傷を付けることがあるので注意して下さい。
 
このほかにも、メガネやコンタクトをしている人の場合、きちんと自分に合うものを使用できているかもポイントとなってきます。
 
合わないメガネやコンタクトをしていると、ドライアイや肩こり、頭痛を引き起こすこともあります。

目の奥の痛みを解消するツボのマッサージ

目の奥の痛みを解消する瘂門(あもん)というツボがあるのですがこのツボを刺激するとかなり効果がありますから、実践してみて下さい。
 
瘂門(あもん)は、頭の後ろの大きい筋肉の指のとどまるところの天柱(てんちゅう)の間にあります。
 
やり方としては、中指を重ねて利き手の指をゆっくりと5秒ほど押していくとしびれるような気持ちよさを感じると思います。
 
ポイントはゆっくり5秒押して離しまた、ゆっくりと押すように指圧していくようにすることです。

本当に気持ちよくなり効きますからぜひ、試してください

まとめ

目の奥が痛い原因についてご紹介いたしましたが如何でしたか?
 
 
単なる目の痛みだけでなく、頭痛や吐き気の症状が出る場合には、何らかの病気の可能性が高いですから少しでも、何か変だと感じたらすぐに病院で受診されたほうが良いと思います。
 
 
痛みを感じるということは、体からの危険信号を感じているということですから、危険信号を素直に受け取って、早めに対処をして下さい
 
 
自分の体は、自分が一番よく知っていますから日頃から意識して健康管理を行って下さい!

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