花粉の季節になりますと、どこからこんなに出てくるんだろう?と言いたくなるほど、とめどなく出てくる鼻水にイライラしてしまう、そんな経験のある方は多いと思います。
また、風邪をひいたときに止まらない鼻水も結構、ツライものです・・・
鼻水が止まらない原因というのは、いくつかあるのですが多くは、体調不良が影響していて、放っておくと頭痛を引き起こしたり、他の病気の原因となってしまうこともありますので、耳鼻科へ行ってその原因を確かめて治療をしていくというのが一番の解決方法ではありますが、「即効で今すぐ鼻水を止めたい!」という時もありますよね。
花粉症や風邪のときに鼻水を即効で止める対処法をいくつかご紹介しますので、ぜひ辛い鼻水を「今すぐ止めたい」という時に試してみてください。
目次
蒸しタオルを鼻に当てる
お風呂に入っている間は鼻水が治まるという経験がある方は多いと思いますが、鼻水に悩まされている時、特に風邪を引いている時は必ずしもお風呂に入れるわけではありませんよね。
そんな時にとっても助かるのが、蒸しタオルを鼻に当てる方法なのです!
軽く濡らしたタオルをラップにくるみ、電子レンジで1分程温めて、出来上がった蒸しタオルを冷めるまで鼻の上に当てておくと、鼻水の量が少なくなっていき鼻がスッキリするんです!
水を口に含む
まず出来るだけ鼻をかんでおき、それから少量の水を口に含みます。
水を口に含んだまましばらく我慢してから飲み込むと鼻水がスッと流れます。
唾液が混じった水を飲むことに抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、唾液にはのどの炎症をおさえる働きもあり、サッと出来る方法ですので、今すぐ鼻水を止めたいという時におすすめの方法です!
ツボを刺激する
顔には鼻水に効果的なツボがいくつか存在しますので、そのツボを刺激して鼻水を止める方法をご紹介したいと思います。
鼻の両側にある睛明(せいめい)・迎香(げいこう)
「睛明」は鼻の付け根の両わき、「迎香」は小鼻の左右のふくらみのわきにあり、鼻水や鼻詰まりに効果的なツボになります。
ツボを刺激する時に左右の人さし指どうしを30回ほどこすり合わせて温めてから、鼻筋の両側を「睛明」から「迎香」まで上下にさすったりすることで鼻水を止めることができたりします。
また「睛明」を親指と人さし指をあててつまむようにしながら押したり、「迎香」を鼻の両わきからはさむように優しく押しても効果的です。
繰り返し行うことでしだいに鼻が通るようになり、鼻がスッキリします。
外鼻(がいび)・内鼻(ないび)・腎上腺(じんじょうせん)・内分泌(ないぶんぴ)
耳の付け根には鼻水に効果的なツボが集中しています。
「外鼻」は耳の穴の手前にある小さなふくらみの顔よりのちょうど真ん中、「内鼻」は「外鼻」の裏側のやや下、「腎上腺」は「外鼻」の斜め下、「内分泌」は耳の穴の下の切れ込みのすぐ内側にあります。
「外鼻」「内鼻」「腎上腺」は耳の穴に人さし指を入れて、外側から親指ではさむようにして2~3分間ずつもみほぐします。
「内分泌」は、耳の穴の下にある切れ込みに人さし指を入れて、30回ほど押しもみほぐしていきます。
「外鼻」「内鼻」「腎上腺」「内分泌」のツボを上記のようにマッサージすることでも鼻がスッキリして鼻水が止まるようになります。
首元を温める
鼻水を止めたいのに首?と不思議に思うかもしれませんが、首元を温めると鼻水が止まった!というのはある程度、有名な方法なのです。
首の後ろには「大椎」「治喘」というツボがありますので、そこを温めることで血行が良くなり鼻水の緩和に繋がりますから、ホッカイロでうなじ部分を温めたりするといいわけなのです。
冬場ですとマフラーを首に巻くことで首元を温めるのも効果的です!
今すぐ鼻水を止めたい!という時には、やけどには充分注意して、ドライヤーの温風を首元に当てるというのも効果的です。
ただし、外傷の直後であったり偏頭痛がある場合などは、首を温めるのは良くありませんので、この方法は避けてください。
最短5秒で鼻水を止める方法
今すぐにでも鼻水をとめたい!ってときにぜひ試してほしい最短5秒で鼻水を止める方法について動画でご紹介したいと思います。
一瞬で軽くして鼻が通る魔法のような方法です!
やり方は簡単な3つのステップ!
- ステップ1:息を思いっきり吐ききる!
- ステップ2:吐ききった状態のまま鼻をつまみます!
- ステップ3:鼻をつまんだまま上を向いたり下をむいたりします
これを何回か繰り返すだけでウソのように鼻がスーっと通るようになります!
まとめ
鼻水を即効で止める方法として、
- 蒸しタオルを鼻に当てる
- 水を口に含む
- ツボを刺激する
- 首元を温める
- 最短5秒で鼻水を止める方法
という簡単な5つの方法をご紹介しましたが、参考になりましたか?
どれも効果のある鼻水を止める方法ですが、一時的に鼻水を楽にしてくれるもので、鼻水の原因を根本から治すものではありません。
慢性的に鼻水が辛い状況の場合ですと、自分では治すことができない副鼻腔炎などの病気の可能性もありますし、鼻をすすりすぎることによって引き起こされる中耳炎に稀になることもあったりします。
こういう辛い病気になってしまう前に、鼻水が慢性的にひどい場合には、きちんと耳鼻科を受診するようにしてください。