社会人になりますと、学生の頃とは違い遊ぶ友達よりも悩みを共有できたり将来を熱く語り合えるような友達づくりが大切になってきます。
しかし、仕事や会社の付き合いなどで同僚や取引先の相手は増えていきますが、友達と呼べるような仲間をつくるというのがなかなか難しくなってきます。
実際に友達が少ない社会人は多く、どうやって友達をつくればいいんだろう?と悩む方は多いわけなのです。
学生のときの友達づくりとは、どうしても違ってきますし最近では、ネットとリアルの垣根がよくわからなくなってきた世の中ですから、現実の世界で友達ができなくてもSNSなどで簡単に人とつながることもできたりします。
簡単にネットを通じて人とつながることのできる世の中だからこそ、現実の世界での友達というのはとても大事で、社会人になってからできる本当の友達は、凄い財産なのですね。
社会にでてからの本当の友達づくりは、難しいという方も増えてきていますから社会人の友達の作り方についてご紹介していきたいと思います。
友達が少ないと思っている社会人の方は、参考にしてみて下さい。
目次
そもそも社会人になってからの友達とは?
子供の頃なら、一緒に遊んだり野球やサッカーのチームに入ったりすることで自然に友達になれたものですが大人になるとそうもいきませんよね。
社会にでますと、親元にいるうちはいいですが、自立していくと働いて対価を得ることで生活をしていかなければならないですからどうしても損得感情で人間関係を形成していくことが多くなるわけなのです。
生活の中心が仕事ですから、そうすると自分にとってこの人は得なのかというところだけで人付き合いをする考えが強くなってしまうのは仕方がないことかもしれません。
もちろん仕事上で価値観が合い、友情が芽生えることもありますが忙しく追われて生きていくなかでは、社会人になってからの友達づくりは難しいですよね
それでは、社会人の友達とはどんなものなのでしょうか?
- 同じ趣味をもちその話題で気が合う人
- 仕事で悩んでいることを打ち明けられる人
- 恋愛で悩んでいることを打ち明けられる人
- 人間関係で悩んででいることを打ち明けられる人
- 金銭的に困っていることを相談できる人
一見、社会人の友達のように感じられる定義みたいに思いますが、これって会社や学校の先輩にでもあてはまることですよね。
つまり社会人の友達というのは、それだけ曖昧なもので一緒にいて楽しいかどうかという事とお互いが友達だと思えているかどうかなのです。
ただし、友達が少ないからといって実は、そんなに卑下することもなかったりします。
一人の時間を自分だけのために使えるという価値観の人は、友達が少なくても十分、人生をエンジョイしているのです。
それでも人間って一人で生きていくのは寂しいものですし、自分のことを理解してもらったりその逆で心配してあげたりできる友達がいたほうが、人生にとっては必ずプラスになるのだと思います。
社会人の友達の作り方【職場編】
基本、会社は働きにいくところであって友達をつくるところではないのですが、ほぼ毎日通い一番に人と接する機会の多いところですから、やはり職場に一人くらいは友達をつくりたいものです。
ですから社会人の友達の作り方でまず、実践したほうがいいのが職場での友達づくりなのです!
①共通の話題をつくりだすためのポイント
社会人の友達の作り方としては、どうやって人としての距離を縮められるかが一つのポイントで、距離を縮めるにはどうしても共通の話題がカギになってくるのです。
友達がいない方というのは、話すのが苦手であったり、何を話せばいいのか分からないという方が多いですから共通の話題をつくりだすというのも難しく感じられると思いますが、実は簡単な方法はいくらでもあるのですね。
ここで覚えておいて欲しいのですが、共通の話題をみつけるのではなく、作りだすということがミソになります。
それでは、同性の場合の友達の作り方のアプローチ方法についてご紹介します
・靴を買おうと思っているんですが、どこで買ったんですか?という風にさりげなく質問してみる
※コピーをとっていたり、FAXをおくる時だったり相手が答えやすい作業をしているときがいいですね。もちろん休憩室で休憩中なんかもタイミング的にはいいですね。
・ここでのポイントは、自分がいいなぁと思ったデザインの靴を履いている人にアプローチするのではなく、この人と友達になってみたいなぁと思える人に声をかけるということなんです。
・通販なのか、実際の店舗なのか買った場所を教えてもらうことで、次へつなげます
・本当に同じ靴を買うと、相手も引くこともありますから、本当の自分の好みの靴を教えてもらったお店で購入します。
・次のステップとして、色々迷ったんですが教えてもらったお店でこの靴を買いましたよ!とお礼を伝えて、いいお店ですよね~とさりげなくお店を褒めてみる。
こんな感じで、靴でもカバンでもネクタイでも女性の場合でしたら、口紅やピアスなんでもいいのです。
相手の身に着けているものを突破口に共通の話題をつくりだしていくわけなのです
②ちょっとしたライトな弱音をこぼしてみる
社会人の友達づくりで話題にしやすいテーマが、軽めの愚痴を言うことで、その理由というのが共感し合えることが多いからなのです!
※職場の飲み会であったり、休憩時間だったりがいいですね
・そこから会話をつなげるような話をつなげていくのですが、決して悪口や批判するような内容は避けてください。文句を言う人とは、あまり友達にはなりたくないものです。
人としての距離を縮められれば多少の会社の愚痴なんかも話題にしていいのですが、はじめからハードな愚痴を言うことは決してしないようにして注意して下さい
③社内サークルに積極的に参加してみる。
社会人の友達の作り方で自分から積極的に行動するということも大切になってきます。
社内でサークル活動をされている会社にお勤めの場合ですと友達をつくるチャンスも多くありますから、ぜひ積極的に参加してみることをおすすめ致します。
年代は違えども、同じような趣味の人たちが集まって、楽しくわいわい行うサークル活動も友達づくりのきっかけになります。
例えば、写真が趣味の人たちが集まる社内サークルでしたら、年代を超えて写真の話に花を咲かせてみたりできます。
また、一緒にカメラ屋さんへ行ったり、写真撮影旅行などに行ったりと、楽しい時間を過ごすことができます。
そうやっていくうちに、同じ職場の人という立場から、心からの友達に変わっていくこともあるわけなのです。
社会人の友達の作り方【職場以外編】
①行きつけのお店をつくる
社会人の友達の作り方で、飲食店など行きつけのお店をつくることは、職場以外での新たな友達をつくるには最適な方法だったりします。
行きつけになってくるとお店のスタッフの方から声をかけられるようになってきますから友達になることも簡単だと思います。
渋いバーなんかですと、カウンター越しにマスターと会話が弾み、いろんな話をすることができたりします。
バーのマスターの方は、常連客の気遣いが凄く上手な方が多いですし、話しやすい会話なんかをふってくれたりしますから話すのも結構、楽かもしれませんね。
②習い事やボランティアに参加してみる
社会人の友達の作り方で女性の方なら習い事やボランティアに参加して交流の場に飛び込んでみるのも結構、いいです。もちろん、男性の方でも大丈夫です。
自治会などの広報紙やカルチャースクールのチラシなんかにいろいろな情報が掲載されていますから、自分が興味をもてそうなものを選択して勇気をだして参加してみて下さい。
最近ですとSNSなんかでネットで友達をつくるなんて方法もありますが、やはりリアルの世界で人としてアプローチするほうがいいような気がします。
もちろん、フェイスブックなどで友達申請してそこからリアルに会う約束なんかをして友達づくりをすることも悪いことではないですから、どうしても現実世界でのアプローチに踏み込めないという方は、SNSを利用するのもいいとは思います。
社会人の友達づくりの注意点について
いろいろな場で人との接点をつくりだして、社会人としての友達づくりを実践するうえで、気をつけないといけないこともあるのです。
①声をかけられやすいようにしておく
友達がほしいけれど、なかなか声をかけてもらえない・・・
人と接する場では、できるだけ笑顔で自分からでる雰囲気も優しい感じになるように心がける必要があります。
話すのが苦手だからといって、暗い顔やしかっめ面をしている人には誰も近寄ってはきませんから充分に気をつけて下さい。
普段の自分の顔をしっかりと見ることができ、ちゃんと笑顔になっているか、チェックできるようにしておいたほうがいいかもしれませんね。
②相手の話をちゃんと聞ける人になる
人と話しする際には、まずは相手のことを気遣う心が大切で、自分の話しよりは、相手の話しを聞くことを意識するようにして下さい。
相手の話をちゃんと最後まで聞ける人(相手の話の間に自分の話を挟まない人)というのが、大人の会話力というものです。
話しをちゃんと聞いてくれると感じてもらえると、きっと相手も心開いてくれて、お友達になることができるはずです。
まとめ
社会人になったら色々な困難や、何をしていいのかわからないことが沢山あるのだと思います。
そこを一人で考えて悩んでボロボロになりながら、困難を乗り越えるのではなく、友達と一緒に困難を乗り越えることができたら、辛いことなど半分ずつ分けることができますし、うれしいことは2倍になるのです!
だから社会にでてから友達ができないという悩みがある方ほど、新しい社会人の友達づくりに頑張るべきなのです!
また、色々な人と友達になることで、これからの社会人としての人生を楽しく過ごしていきたいものですよね。