なんだかこの人って、ほかの人とはちょっと違っていて一風変わっているなぁと思う人がアナタの回りにも一人くらいはいると思います。
ただの変わり者なのか?もしかしたら天才なのか?というように天才と何とかは紙一重といいますから凡人からするとつかみどころのないような人物が天才だったり逆に変わり者かもしくはバカだったりするわけなのです。
天才と呼ばれるような人は凡人の私たちからみると予想不能な行動をしたり、意味不明な発言をしたりと理解しづらい特徴があるのですが、能力的にはすごいものをもっていたりするのです!
「あの人は天才肌だよねぇ」と言われるような人は、その人が脳科学的に天才かどうかはおいといてもあきらかに凡人とは違うキラリと光るものをもっています。
天才肌という言葉から頭のいい人の最上級!?という感じがするわけですがいったい天才肌の人というのはどんな特徴をもった人なのでしょうか?
そこで今回は、天才肌の人の特徴をじっくりとご紹介していきたいと思います!
目次
天才とは
天才肌の人のことを語る前に『天才』と呼ばれた方々について、少し紐解いてみたいと思います。
アインシュタインやレオナルド・ダビンチなど天才と呼ばれた過去の偉人たちは、図書館などにおいてある偉人伝などを垣間見ると、普通の凡人から比べると、生活スタイルが風変りだと呼ばれた人が多かったように思います。
また、何事に対しても事実を理解し、人の意見を取り入れて、改善策を常に積み重ねて完成形をうみ出すことができる人のことで、努力の積み重ねと発想の転換力が素晴らしいのです。
『生まれながらにして天才』と呼ばれる方もおられますが、陰の努力は相当なものなのだということを表に出していないだけなのです。
様々なことをひっくるめて、天才とは、『天才』というカテゴリーの枠にとらわれない、自分のモットーで道を開いていく生き方をされているのが、本当の天才といえるのではないでしょうか?
脳科学者である茂木健一さんが天才とは?というテーマでお話されているのですが、「文脈から外れて考える」ということが天才の要素なのだそうです
いろんな発想が次々と浮かんでくる
天才肌の人というのは、実に様々な発想が次々にうまれてくるような特徴をもっています!
アイディアの宝庫であるかのような天才の人というのはモノを考えるときの脳の使い方が違うので凡人からすると何でこんなにもいろんな発想が出てくるんだろう?と不思議に思ってしまいます。
これは右脳の使い方と左脳使い方の関係なのですが、天才型の人は右脳を極端によく使うというふうに言われていて、
左脳は論理を使う脳で計画などは左脳が司るのですが、これに対して右脳は感性を司る脳で創造力を膨らますようなときには右脳を使うわけなのです。
天才肌の人がいろいろな発想が次々にうまれてくるのは、左脳よりも右脳を良く使う思考回路になっているからなのですね。
左脳よりも右脳を使うという特徴から、実は発想がいろいろとうまれてくる人ほど計画性がないといわれているのです!
計画性は左脳が処理して行うことなので天才型の脳の使い方をする人は苦手というわけなのです。
発想が次々と浮かんできても天才肌の人にしかわからないこともあったり、周りの方々にちゃんと説明がうまくできなかったりすることもあるので、周りが困惑することもあったりするのです。
頭の回転が速い
天才肌の人に驚かされるのが異常に頭の回転が速いということではないでしょうか?
とても複雑な問題でも簡単に答えをだしてしまうわけなのですが、この頭の回転の速さの秘密も右脳にあるのです。
右脳は左脳に比べて高速でモノごとを大量に処理する能力があってスーパーコンピューターのようなものなのです!
対して左脳というのは、いうなれば家庭用で使うような通常のコンピューターくらいなので何か問題を解くときに左脳を使うようなタイプは右脳を使って問題を解く天才肌の人にはかなわないわけなのです。
モノごとを判断するスピードが早い
天才肌の人というのは、頭の回転が速いことと合わせてモノゴトを判断するスピードも早いという特徴があります。
要領がいいという風にもみえるのですが記憶する能力が非常に高いことが要因となっていて、多くのコトを一度に覚えられるので瞬時に判断できる脳のメカニズムになっているわけなのです。
仕事なんかでいいますと、初めて教わるようなことでも一度、方法を認識すると同じような内容の仕事などは応用して効率よく瞬時にこなしてしまいます。
会社の先輩から「君は物覚えがいいねぇ」なんて言われるような方は記憶力が良いのもさることながら、過去に教わったことを頭の中で応用して対応いているからなのです。
モノごとを判断するスピードが早くみえるのは、過去に覚えている情報をいくつも素早く呼び出して応用して処理する思考回路になっているからなのですね。
興味のあることに関しての集中力がスゴイ!
興味をもったことに対しての集中力はハンパなく凄いというのも天才肌の人の特徴として挙げられます。
集中しているときには他のことを全く考えることをせず食べることや寝ることすら忘れるくらいの集中力を発揮するのです。
集中力というのは潜在意識の中に既にプログラム化されているものなのでここが天才と凡人の違いともいえるわけなのです。
側からみていても少しやりすぎなのではというくらい集中してしまうので、心配されることもシバシバあるわけなのです。
いくら興味があるといっても没頭して何時間も費やして行える集中力には凡人では太刀打ちできないのですね。
左利きが多い!?
天才は左利きが多いというのを聞いたことはありませんか?
実際に天才と呼ばれた偉人の中では、左利きが多いのです!
アインシュタイン、レオナルド・ダビンチ、ベートーベン、モーツァルト、バッハなどは左利きで最近ですとビルゲイツなんかも左利きなんですね。
残念なが医学的な根拠は、ないわけですが世界の人口の約10%~12%しか左利きの人はいないという調査結果もあることから、なんとなくわかるような気がしますね。
アナタの近くにいる天才肌の人も左利きだったりしませんか?
人と同じ考えをするのがキライ
人と同じであることがキライというのも天才肌の人の特徴でもあります。
既成概念の枠組みの中で物事を考えるのではなく、人と同じものをみていたとしても違う角度からみて創造する思考が強いからだと思うのです。
例えば、コップというものがあたったとします。
コップには水やジュースを注いで飲む器と考えるのが普通の人なわけですが、これが天才ならコップに入れるのは必ず液体なければいけないという既成概念を打ち破ってくるわけなのです。
トイレットペーパーをきれいに置けるようようなBOXにしてしまったりするのです!
人からみたらエッ!と思うような発想をしますから引かれてしまうことが多いのですがそこが天才的な思考であり、人と同じことがキライな性格だからこその技なのですね。
とってもマイペース
時間軸が人とは違うところがあり、とてもマイペースであることが天才肌の人にはあるようです。
周囲の人たちの影響に流されることがなく、我が道を行くという感じのところがとてもあるわけなのです。
他人に敷かれるレールを歩くことが嫌いなので常に自分のペースで自分の考えをどのように具現化するのかというところに思考の力点をおいているからなのです。
よく言えば意思が固いということなのかも知れませんが、相手のことを考えていないような行動が非常に目立つことが多いのですね。
自分の感覚を言葉にする
自分の考えをしっかりと持ち、自分の感じた方向が間違っていないと確信しながら行動する人が多く、自分の信念のもとに行動をしているのです。
ですから自分の感覚の感性のまま人に伝えるような言葉を使ってしまうのです!
体の感覚で覚えていくタイプの方が多いので、この行動を説明してくださいというと、天才肌の人は、擬音で説明することが多いと思います。
例えば天才肌と言われるようなサッカープレイヤーにサッカーの上達する方法を聞いたりすると『ここにどーんととボールを当てて、ゴールにシュートするんだよ』とか、『ディフェンスはパパパッと移動してバシッとカット』するとか言われるので凡人からするとサッパリわからないのですが、天才型の思考の方は、脳のイメージをそのまま伝えているのでそうなってしまうようです。
天才と呼ばれたミスタージャイアンンツである長嶋茂雄さんなんかは、まさにこのタイプですよね。
ほかの人の意見よりも自分の意見を優先
自分の意見を優先させて行動する傾向が強いのが天才肌の人で、それはわがままということではなく、信念を貫き通したいという気持ちの表れなのです。
絶対的に自分の考えた方法が正しいという思いが強いので、他人の考えが自分と異なるようなことだと聞く耳もたずという感じになってしまうのです。
自分の意見を聞いてほしい、そして、みんなにこんなに素晴らしい意見があるんだ!ということを知ってほしいというものなので、悪気は全然ないのです。
協調性が極端にない
ほとんど人の話を聞き入れることがないですから、協調性が著しく低いのは天才肌の人に顕著にみられる特徴だと思います。
協調性が極端にないという性格が人からの評価が低くなる最大の原因となっているのですが、天才肌の人というのは協調性がないと指摘されてもピンとこないのです。
正しい論理で答えを導き出したほうが良い結果に繋がると思っていますから、力を合わせてチームで成し遂げることよりも優先されるのが自分の考えたアイディアだったり方法だったりするからなのです。
もちろんチームで行うほうが良い結果になるという答えを論理的に導き出したのならそちらを選択しますから、自分一人で何でもやったほうがいいという考えではないのですね。
挫折をチャンスに変える!
人は誰しも失敗すると挫折してしまい人によっては立ち上がれないこともあったりすると思います。
天才肌の人であったとしてもやることが全て成功するということもなく失敗してしまうことも勿論あるのです。
凡人と違うのが失敗して挫折感を味わったとしても諦めずに挫折したことを肥やしにしてチャンスに変えるところなんです。
なぜ上手くいかなかったのか?どうすれば上手くいくのか?そういう視点で失敗して挫折したことを客観的にみる思考になっているからなのです。
側からみると全く挫折しないように見えているのかもしれませんが、実は失敗して挫折感を味わっていてもそれ以上の前向きなプラス思考による行動でそれを感じさせていないのですね。
運も味方につけている
なんでこんなに運がいいの?と不思議に思ってしまうほど、運を見方につけている人が天才肌には多く、とてつもなく大変なことが起きた時に、パパッとひらめき、運よく即行動したり、難を逃れたりすることがあるのです。
普段の何事に対しても、研究熱心な所が、点となりそれを結びつける線となり運も味方についたと思わせ、やり遂げることができるというのが天才肌の方の不思議な特徴だと思います。
まとめ
天才肌と呼ばれるような方には次のような特徴があることがわかって頂けたと思います!
- いろんな発想が次々と浮かんでくる
- 頭の回転が速い
- 聞き上手
- モノごとを判断するスピードが早い
- 興味のあることに関しての集中力がスゴイ!
- 聞き上手
- 左利きが多い!?
- 人と同じ考えをするのがキライ
- とってもマイペース
- 自分の感覚を言葉にする
- ほかの人の意見よりも自分の意見を優先
- 協調性が極端にない
- 挫折をチャンスに変える!
- 運も味方につけている
人とは一風違った言動や思考の持ち主が天才肌の人には多いわけですが凡人とはこのような違いがあるからこその天才なのですね!
もって生まれた天性のものではありますが、実は右脳を使う訓練をすることで天才肌のような人に近づけることだってあるわけなのです!
天才肌の人の特徴を理解して真似れるところを実践すればアナタも天才肌と呼ばれる人物になれるかも?です・・・