お金がない人というのは、なぜお金がないのか?なにがいけないのか?を分かっていない人が多いようです・・・
それでは、なぜお金がなくて困る状況になってしまうのでしょうか?
そこには、お金がない人に共通して見られる性格や生活・口癖の特徴が関係しています!
実はお金がないという状況からは、自分の考え方と生活の仕方を変えることで抜け出すことができるのです!
次の項目に当てはまるものが多い人こそ、お金のない状況から抜け出すきっかけを見つけて欲しいと思います。
- お金がないのに見栄をはりたがる
- 毎月給料日前には決まってカツカツの生活をしている
- お金が手元に入れば、すぐ使ってしまう
- お金を毎月、何に使っているのか覚えていない
- お金がある人をひがみっぽく見てしまう
ここでは、お金がない人に共通して見られる性格、生活・口癖の特徴をご紹介していきますので、まずはアナタに当てはまるところがないか、そして、お金がないという状況から抜け出すには具体的にどうしたらいいのかを考えてみましょう。
お金がないそんな風に焦ることって結構、あったりすると思いますがアナタは、お金がない時の対処法ってどうされていますか?
キャッシングローンを利用して一時的に借りたり、親や兄弟などから借りることでしのいだりと様々な乗り切り方でなんとかしていると思います。
ただ万年、金欠病の方というのはお金を貯めたりすることも、なかなか難しくいつまでたっても生活が楽にならないばかりか、人生もなんだか空しいものになっているのではないでしょうか?
目次
お金がない人の性格とは?
物事を簡単に考える
お金がない人の一番に挙げられる性格の特徴というのが、物事を簡単に考えるというところになります。
「〇日には毎月お金が入るし、それまでの生活は何とかなるだろう」
「借金してしまったらボーナスで返せばいいや」
そして、将来についてもなんとかなるというスタンスでいることが多く、そういった危機感のない性格がお金の使い方に表れているのです。
こういう物事を簡単に考える楽天家の性格の人は、常にお金がない状態なのですね
お金がない状況をそれほど苦痛に思わない
お金がない状況というのは、普通の人からすると、とてもストレスが溜まることだと思います。
日ごろから浪費には気を付けている人であれば、お金がない状況で給料日までなんとか乗り切らなければならないというのは相当なストレスになります。
しかし、日常的にお金がないことに慣れてしまっている人は、お金がないという状況でのストレスに耐性がついてしまっているため、貧困生活を強いられることになってもそれほど苦痛に思わないのです。
そして、給料日をむかえるとお金が手元に入ってきたことを喜んでまたお金を使ってしまうという悪循環を繰り返すところがあるわけなのです。
計画性がない
きちんと働いていて、それなりに稼ぎがあるはずなのにお金がない人っていると思いますが、はたから見ていて非常に不思議に思ってしまうのではないでしょうか?
ある程度、稼いでいるのになぜ?アノ人はお金がないんだろう?と感じてしまうものだと思います。
お金がない人の最もダメな特徴は『計画性のなさ』にあります
給料が入ると、高額なものを買ってしまったり、衝動買いをしてしまったり・・・
また、お金がない時にも何日には給料が入るからと借金をしてでも欲しいものを買ってしまったり、好きなことをして、結局また自分の手元にお金が入ってくると使ってしまうという悪循環を繰り返しているのです。
一か月生活していくために最低限必要なお金というのは、いくら稼いでいる人でも、給料の少ない人でも大差はありません。
計画性のなさを改善していかない限り、お金がない現状をかえていくことはできないわけなのです!
見栄っ張り
お金がない人というのは、とかく見栄を張りたがる傾向強い性格の持ち主が多いのです。
身の丈にあった生活を心がければ、そんなにお金がないという状況をまねかないわけですが、どうしても見栄をはって収入以上の生活をしてしまうのです。
例えば、そんなに傷んでもいないのに新しいカバンがほしくなりついつい衝動買いしてしまうわけですが、そのときもノンブランド品で我慢できずに見栄をはってしまい、高額なブランドのものを買ってしまうのです。
ランチなども日替わりメニューから選ぶことをせず、一番高そうなメニューをあえて見栄で選んだりするような性格なのですね。
他人を羨ましがる
お金がない人は他人がお金を使うことに対してすごく敏感だったりします。
自分と他人を比べても仕方がないことですが、お金がない人ほど他人を羨ましがり、自分がもっていないものを欲しくなるような性格なのです。
他人がお金を使うことに対して敏感で、新しく増えたものや、行った場所などによく気づくのは決して悪いことではありませんが、自分もそれ以上のことをしようという行動でお金を使い最終的にお金がない状況になってしまうことが多いわけなのです。
他人を羨ましがるのもほどほどにしなければ、お金というのはいつまでたっても貯まらないものなんです。
お金の大切さがわかっていない
お金に困っているわりには、非常に残念なのが全くお金の大切さをわかっていないのもお金がない人の性格の特徴にあげられます。
物事を簡単に考えてしまう性格が災いしていると思いますが、1円くらいいつでも稼げるというような考えの持ち主で、1円の重みというのがわからないわけなのです。
お金の大切さを分からない人は、お金を大事にすることができませんから、いつもお金がないような状態になっているわけなのです。
お金がない人の生活とは?
節約ができない
お金がない人=稼ぎが少ないというわけではありません。
年収500万の人でも、1000万の人でも、節約ができない人のところには、いくら稼いでいてもお金が貯まっていくことはありません。
お金持ちは散財も多いけれどその分稼いでいるものだと思う人も多いのではないでしょうか?
しかし、いくら稼ぎが少なくても、お金をしっかり貯えることが出来る人はいますし、お金持ちと言われる人は意外にも節制していることが多いのです。
ですから、お金がない人の生活の特徴として、まず節約ができないということが挙げられます。
給料日前には決まってお金がない
お金がないという人に限ってお金にルーズな人が多く、生活していく上で必要な費用や、食費を考えながら使うことが苦手で、計画的にお金を使うことができません。
そのため、給料日前には決まってお金がない生活をしていることが多いのです。
給料日前にはお金がないので、なんとか給料日まで持ちこたえようとするのですが、いざ給料日を迎えてお金が手元に入ると気持ちが緩んですぐにお金を使ってしまうので、給料日前と給料日後でガラッとお金の使い方が変わるというのもお金がない人の生活の特徴といえるでしょう。
携帯電話をよく止められる
お金がない人の特徴として、計画性のなさの性格であることを先にお話しましたが、その計画性のなさは生活にも表れます。
実家にいるならまだ誰かが払ってくれるかもしれませんが、一人暮らしをするとなると毎月の生活費として、家賃や光熱費、食費などを払っていかなければなりません。
お金がないと言っている人でも、住む家や食べるものがなくなってしまっては困りますから、それにかかるお金はしぶしぶ支払いをします。
しかし、水道光熱費や携帯代、保険など、支払い期限まで少し猶予があるものに関しては、「急いで払う必要はない」「このくらいだったらお金がある時にまとめて払おう」などと思ってしまう傾向があり、その時に手元にお金があれば、それは自由に使えるお金だと思って手を出してしまいます。
すぐに払わなくても何とかなるだろうと楽観的に考えて、毎月同じようなことを繰り返してしまうので、いざお金が必要な時に支払えないというケースがとても多いのです。
水道光熱費は止められると命にも関わることなので、確かにすぐに支払わなくても、今すぐ止められるということはありません。
しかし、携帯電話には水道光熱費のような緊急性はありませんから、期日を過ぎるとプツリと止められてしまうことが多いのです。
携帯電話をよく止められている人は、お金がない人の生活の象徴的なものだといえると思います。
所有物は意外と多い
お金がないと言っている人は、「お金がないからものを買うのは控えよう」というより「お金がないから安いものを買おう」という考えをしていることが多いものです。
お金がない時に、安いものを買おうと心がけることは決して悪いことではありませんが、問題なのは買いすぎてしまうことなんです。
ついたくさん買いこんでしまい、それらを手元に置いておくことが安心にも繋がるような気持ちをもっていたりします。
安いものを買い、さらにそれらを捨てるということができないので、お金がないと言っているわりに所有物は意外と多いというのも、お金がない人の生活に見られる傾向です。
家の中が整頓しきれていない
お金がない人は、給料が入れば欲しいものを買い、給料日前のカツカツの生活をしている時にでもこれは安いから買っておこうと気が付けばたくさんものを買い込んでしまっていることが多いので、そうすると必然的に家の中はもので溢れてきます。
しかし、捨てるということができないので、家の中は整理整頓がしきれていない状態になっていることが多いのです。
お金はないのに物はいっぱい・・・という人は、一度家の中のものを思い切って断捨離してみるといいかもしれません。
あの時欲しかったものを、もう一度手に取ってみて、本当に今も必要なものか、あの時買う必要があったものかどうかを考えてみるようにしてみて下さい。
ファッションにこだわりを持たない
毎月必ず支払わなければいけないお金というものに関しては、先にお話したように、それは払うのですが、それらを支払って手元に残ったお金は全て使えるお金だと考えてしまうので、毎月少しずつでも残ったお金を貯金しようという考えにはならず、その時自分がやりたいことや欲しいものにお金を使ってしまう傾向がお金のない人にはあります。
その時やりたいことだったり趣味にお金を使ってしまい、また、そういった使い方をした方が有意義だと思っていることが多いので、少しずつでも貯金していくというのが難しくなってしまうのです。
そして、お金がない人が一番無頓着になりやすいのがファッションです。
お金が手元に入れば欲しいものを買ったり、趣味に使ったりするのに意外に思えてしまいますが、お金がない人は洋服や靴にはお金をかけないと決めている人も多く、洋服は着れればいいという発想から、同じ服を何日も着たり、季節感を感じない服を着ていたりするというファッションにこだわりをもたないという生活が見られるのです。
友達が少ない
友達関係を継続していくためには、たまにでも連絡を取り合ったり、一緒に遊びに行ったり、食事に行ったり、お付き合いの中である程度の交流というのが必要です。
しかし、お金がない人というのは
「お金がもったいないな・・・」
「給料日前はちょっと・・・」
などという理由から、最低限必要な交流をしないことが多く、それが原因で友達が疎遠になってしまうというケースがよく見られます。
例えば、友人が旅行に行った時にお土産をもらっているのに、自分が旅行に行った時にはお土産を買って帰らなかったりすると、感じが悪いですよね。
お金がないからという理由で、友人関係をおろそかにしていると、社会的常識がない人と思われてしまうことだってあります。
また、お金がある時は友達付き合いがいいのに、お金がない状況になって、お金がないということは言わず、かたくなに友達との付き合いを拒んでいては自然と友達は離れていってしまいますよね。
お金がない人の口癖
お金がない人というのは、口癖のように「お金がない」という言葉を発しているのですが、お金がないという言葉を発すれば、発するほど益々、お金というのは遠ざかっていくものなんです。
言霊(ことだま)といって自分が発した言葉は、現実になってしまうという考えが昔からありますから、やはり口癖のように「お金がない」と言っていると言葉に魂が宿りいつまでたってもお金がない状況というのは続いてしまうものなのです。
その他にもお金がない人には、特徴的に次のような口癖がありますから、アナタも言っているようでしたらこの口癖を治すようにしたほうがいいですね。
お金なんて別に〇〇
お金がない人は、お金の大事さをほんとうにわかっていないので、「お金なんて別に〇〇」というようなお金を軽んじるような言葉を口癖として言う方が多いのです。
お金を本当に大切にする人は、決してお金を軽くみるような発言なんてしないものです。
お金を大事にする心があるからこそ、お金というのは自分のところに回ってくるということを忘れないでほしいと思うのです。
お金があれば〇〇なのに
お金がない人というのは、人を羨む性格の持ち主が多いですから自分の努力不足によって、お金がないだけにもかかわらず、「お金があれば自分も〇〇なのに」というような他人を羨むような口癖を言っています。
お金さえあれば、自分はもっとできる人間なのにというような考えは、決していいものではありません!
うまくいっていないのが、お金のせいにするような「お金があれば自分も〇〇なのに」という口癖も言わないほうがいいわけなのです。
ウチは貧乏だったから
お金がない人は、他人のせいにしてしまう性格の方も多いので、自分がお金がない状況は生まれ育った家庭に問題があるかのように「ウチは貧乏だったから」というような口癖も言ったりします。
自分がお金がないのは、親兄弟の借金を肩代わりしていることでもなければ、全て自分のせいなのですが、どうも口癖として「ウチは貧乏だったから」と言ってしまうようです。
まとめ
お金がないという状況は、まずお金がない人に共通する『計画性のなさ』を改める必要があります!
それをしない限り、いくら給料日前に我慢の連続の生活をしても、お金が貯まっていくことはありません。
では、具体的に何から始めたらいいのでしょう?
「できるだけ節約して、余ったらその分は貯金しよう」という考えでは、お金が貯まっていくことはありません。
まず、今まで給料が入ったら自分へのご褒美を買ったりして、給料日前とガラッと変わる生活をしていたという人は、給料が入ったら最初に貯金にまわす額を別に取り分けることを習慣にするようにして下さい。
貯金専用の口座を作っても良いかもしれません。
そして、残ったお金で次の給料までの一か月きちんと生活していくようにするのです。
他には、お金がピンチ!という時でも、本当に必要なものを買うことまで我慢する必要はありません。
我慢すると、反動で無駄遣いをしてしまうこともあるからです。
しかし、本当に必要なものこそすぐに買うことを優先するのではなく、計画的に手に入れる方法を考えてみるようにすることが大切なのです。
最後に、節約と言ってもピンとこない人は、お財布の中にお金がないと慌てて時間も気にせずコンビニでATMを使っていたところを、時間外の手数料を調べたり、なるべく銀行や郵便局でお金を引き出せるようにするのも大事なことです。
ATMの手数料こそ、積み重なれば大きな額になるということを意識すれば、節約の本質的なことが分かってくると想います。
お金がない人に共通する特徴や生活・口癖は、人が何とかしてくれるものではなく、自分がまず気づき、変えていく努力が必要です。
小さな工夫と、少しの生活の変化が、「お金がない」今を変えてくれる手助けをしてくれるのです。