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考える女性旧西ドイツが発祥の地とされる、インディアカというスポーツがあるのですがご存知でしょうか?
 
 
まだまだ、なじみのないスポーツなのですが世界各国でのインディアカの競技人口は増えてきており、これからもまだまだ増えるといわれているのですね。
 
 
赤い羽根の付いた不思議なボールで点数を競い合う、インディアカについてルールを含めて分かりやすくご紹介していきたいと思います。

インディアカとは、どんなスポーツなの?

簡単に言ってしまうとバレーボールのようなスポーツであると言えるのですが、ただ、一般的な球技で使う丸いボールではなく羽根のついた特殊なボールを使って手で打ち合います。
 
 
クッションの入った平たいパッド赤色の羽根が4枚ついたこのボールをインディアカボールといい、大きさは高さ約25cm、重さ約50gです。
 
 
この羽根は、ボールの滞空時間を長引かせるといった働きや、ボールをねらった方向にまっすぐにとばすことができる働きがあるために付けられています。
 
 
このインディアカボールをバレーボールのようにお互いネットをはさんで打ち合って相手のコートに返すというのがインディアカというスポーツです。

インディアカの詳しいルールと特徴

どんな競技なのか少し分かっていただけたと思いますので詳しいルールを説明していきますね。
 
 
①4人対4人で行い、男女混合のチームの場合は、コート内に常に女子が2人か3人いなければならない
 
男女混合チームが認められていて、女子の数が具体的に決められているというのが特徴的です。
 
 
②コートはバドミントンと同じサイズで、ネットの高さはシニア女子1.85m、シニア男女混合と女子2.00m、男女混合と男子2.15m
 
ネットの高さが少し分かれていますが、ほとんどバドミントンと同じようなコートで競技を行います。
 
 
③勝敗はラリーポイント制で行われ、21点を先取した方が1セットを取り、2セットを先取した方が勝者となる
 
ラリーポイント制とはサーブ権があるなしに関わらずラリーに勝った方のチームに点が入るということです。
 
 
④3回まで自身のコートでインディアカボールを打つことができ、ブロックはこの回数に含まれない
 
同じ選手が連続してインディアカボールに触れることができないので、仲間がレシーブをしてトスをしたあとアタックするといったようにバレーボールと同じルールであると言えます。
 
バレーボールのように相手が打った球をブロックすることができ、これはボールを打つことできる回数である3回に含まれません。
 
 
⑤インディアカボールを打つことができるのは肘から先の片手のみ
 
頭や足を使ってインディアカボールを打ち返すことは禁止されています。
 
 
羽根のついたボールを打ち合うので、ボールのスピードが速すぎず、性別や年齢に関係なくだれでも簡単にプレーできるスポーツであると言えます。
 
 
また、ネットをはさんで打ち合うため、相手との身体の接触がないため安全で男女が混ざって行う事が出来ることもインディアカの特徴的な部分です。
 
 
男女混合で行う事が出来るスポーツはなかなかないので、こういった特徴は素晴らしいですね。
 
 
インディアカの実際の競技についてはこちらをご参考下さい

インディアカの歴史

インディアカは旧西ドイツで考案されたスポーツで、名称の由来は、「インディアン」「ペテカ」であり、その合成語としてインディアカとなりました。
 
 
最初のインディアカは、1930年代末にスポーツ学校で行われており、その指導者を務めていたのがスポーツ教師のカールハンス・クローンさんです。
 
 
この人が1936年、ブラジルの原住民が色取りどりの羽根をつけた球を手のひらで打ち合っている様子を見かけ、この伝統的なペテカ(Peteca)というゲームにインディアカと名付け、用具を改良してルールを作り、今のインディアカゲームを考案したと言われています。
 
 
2000年5月にはベルリンで国際インディアカ協会が設立、国際ルールも制定されています。
 
 
日本では1968年に輸入されて「ピンポンパン」と呼ばれるようになり、1980年に日本インディカ協会が設立されて、会員制度、審判員制度を設けて生涯スポーツとして普及活動が行われています。

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インディアカの魅力とは?

ここまででだいぶインディアカについて詳しくなってきたと思いますが、最後にインディアカの魅力についてご説明します。
 
 
特徴のところでもお伝えしましたが、ボールスピードが他の競技に比べて遅いので突き指などのケガの心配も少なく恐怖心も生まれにくいため、初心者でもラリーが続けやすく、ちょっとした空き時間に仲間同士でといった形で気軽に楽しむことができます。
 
 
インディアカボールは普通のボールのように球体ではないため、転がっていったりしないので練習するのに広い場所も必要ありません。
 
 
このように初心者でも楽しむことができますが、打ち方によっては速く打つこともでき、練習をすることによってトスからアタックへ素早い攻撃をすることもできます。
 
 
始めたばかりの初心者から練習を重ねた熟練者までしっかりと楽しむことができるのがこのインディアカの魅力と言えます。
 
 
楽しいだけではなく上達する喜びが感じられ、さらに手を使ってボールを追いかけ全身運動をすることによって健康にも良さそうです。
 
 
生まれ故郷であるドイツをはじめ、ヨーロッパやブラジルなど世界各地で行われるにはこういった理由があるわけですね。
 
 
インディアカのスパープレー集

まとめ

日本はインディアカ愛好者が100万人を超えていて、世界中で最もインディアカが広まっている国となっています。
 
 
道具をそろえるのも難しくなく、広い場所も必要ないので、気軽にみんなで楽しめる素晴らしいスポーツであると思います。
 
 
これを機会に周りの仲間たちと、あなたもインディアカを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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