使えない部下

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使えない部下の特徴!具体的な指導方法とは?

「部下が使えない・・・」と悩んでいる方は意外と多いようです。
部下がいつまでも仕事ができないと、ついつい自分がやった方が早いと思ってしまうことや、指導するのがおっくうになることもありますよね。
 
クビにした方がいいんじゃないか?そんな考えも浮かんできたりします・・・
 
だって、部下が使えないと自分の仕事が増えていくのですから・・・
 
部下が使えない・・・
 
というのはもしかしたら上司であるアナタ自身にも部下が成長する妨げになる考え方や指導方法に原因の一部があるかもしれないということを考えたことはありますか?
 
正しい指導方法に切り替えていくことで使えない部下仕事のできる部下へと改善していくきっかけにすることができることがあります。

ここでは使えない部下の特徴と、指導をしていくにあたって大切なことをご紹介していきたいと思いますので参考に、正しい指導方法で悩みを軽減していくきっかけにしてみてください!

使えない部下の特徴とは?

ホウ・レン・ソウができない

仕事の基本である報告・連絡・相談=ホウ・レン・ソウが全くできな部下というのは非常に困りものです!
 
ホウ・レン・ソウができない部下というのは業務の進捗状況がみえませんから、違う方向に業務が進んでいても上司としてはアドバイスもできませんし、部下がミスをしても原因をつかんで対処するのにも時間がかかってしまいます。
 
このような部下というのは、社会人としての一般常識が著しく低いことが特徴で自分が報告や相談をしないことで同僚や上司の仕事へ悪影響を与えているということが全くわかっていないのですね。
 
こういう部下への指導方法としては、ミスした事例をもって具体的にどのような点が悪かったのかを教える必要があります。
 
ただ単に、ホウ・レン・ソウができていないと叱ったところで改善はなされないですから、報告を怠ったことでどのようなミスに繋がったのかどのように相談すれば良かったのかを明示してあげることが大切になります。

指示した仕事をまともにできない

書類の作成を指示しても基本的なことがわかっていないのかきんとした文章をつくることができず、結局二度手間になったりして非常に作業効率が悪い状況になってしまいます。 
 
このような部下というのは、仕事のゴールがみえていない場合が多く、作業を断片的に行っている状況にあるわけなのです。
 
書類を作成する場合には、この書類で誰に何を伝えるのか?を明確に指示する必要がありますし、作業を指示する場合には、最終的なあるべき姿をイメージさせる必要があるのです。
 

時間管理の概念がない

この仕事をいつまでに終わせなければならないのか?という考えがないのでいつまでも業務を完了することができないのが仕事ができない部下の特徴にあります。
 
仕事というのは、時間で管理することが鉄則ですからここらへんが仕事ができない部下の価値観にないところなわけなのです。
 
このような部下には、常に目標管理の指導をする必要があります。
 
仕事を指示する場合には、いつまでに終わらせるのか?を数字で意識させることが重要で進捗を確認する場合にも全体の何割まできているのか?を数字をもって報告させることを習慣化することが大事なのです。

言わないと動かない

いわゆる指示待ち部下なのですが、このタイプは自分から仕事を追いかけるのが苦手なうえに常に楽することを考えているのです。
 
過去に経験した仕事であるのに同じような仕事でも自ら率先して前にすすめようとしないところが非常に困りものです。
 
このような部下は、なまけクセがありますから指導もなかなか難しいのです!
 
根本的に性根の部分を正す必要がありますから、少し厳しめに今のままでは、ダメであることを人と人として向き合って話す必要があります。
 
一人前になってほしいから厳しく言うということを丁寧に説明してあげることがポイントになります。

責任を転嫁する

自分の正当性ばかりを主張するこのタイプは、仕事ができない部下の中でも最も難しいタイプだといえます。
 
言い訳が多く素直さがないがゆえに、ミスを認めないのでなかなか性質が悪いといえます。
 
このような部下は、ミスがなぜ起こりそれは、ミスを引き起こした部下の行動によるものだということを理詰めで説明して指導するしかないのです。

使えない部下はなぜ仕事ができない?

使えない部下の特徴としては大きく下記の5つがあり

  • ホウ・レン・ソウができない
  • 指示した仕事をまともにできない
  • 時間管理の概念がない
  • 言わないと動かない
  • 責任を転嫁する

この5つには、コミュニケーション能力の低さというのが共通していて、使えない部下が仕事ができない根本の原因となっているのです。
 
逆に仕事ができる部下⇒使える部下というのはコミュニケーション能力が高いということがいえるわけなのですね。
 

使えない部下を指導する具体的方法

低いコミュニケーション能力を向上させる

低下したコミュニケーション能力を向上させるたった一つの考え方
 
まずは仕事のできない使えない部下のコミニケーション能力が低い原因は、過去の経験不測であることを上司であるアナタが認識してあげることからはじめ、そして部下に「今」をどんどん色々なことを経験させていくべきなのです。
 
コミュニケーション能力を着実に鍛える2つの方法
 
コミュニケーション能力が低い人は、生まれ持った性格であったりこれまでの環境によって影響されることが多いですから、コミュニケーション能力を高める方法として次の2つを実践することをアドバイスしていくのです。
 

  • いろんな人と話す
  • 日頃から考える

  •  
    部下のコミュニケーション能力を高めてあげるアドバイスをすることが最初の具体的指導としては大切になってきます。
     

    自信がない部下には自信を持たせてあげる

    「使えないなぁ・・・」と思う部下であっても、就職活動をして入社してきたわけわけですから、本来は仕事がきちんとこなせる人材であることが多いのです。
     
    入社した当初は、「頑張ろう!」という気持ちでいたのだと思いますが失敗して「なんでこんなことができないんだ!」と叱られたりすることでそれがトラウマになり自信をなくしてしまい、いつの間にか仕事に意欲をもてなくなってしまうケースがあるわけなのです。
     
    アナタにしてみれば一度の失敗くらいで・・・
     
    と思うのかもしれませんが、本人にとっては結構、大きな悩みだったりしますからここを理解してあげれる度量がアナタには必要になってきます。
     
    このように自分に自身がもてない部下には、小さな成功体験をさせてあげることによって仕事に意欲をもたす指導方法をとることが重要なんです。

    難易度の低い案件を部下にさせ、優しくアドバイスをしてあげ、更に失敗しないように要所要所でアドバイスすることで成功に導いてあげるのですね。
     
    最後に褒めてあげることで自身につながっていくわけなのです!
     
    小さな成功体験をさせてあげるためには、かなりの手間がかかりますし、時間も必要ですが、仕事ができないといって全てを取り上げて自分でこなしてしまったり、思い切り怒鳴ってしまうということだけは避けて下さいね。
     

    仕事内容をきちんと把握できていない部下は徹底的に指導してあげる

    これくらい分かっておいて欲しい、むしろ分かっていて当然だと思ってしまうような社会のルールが分かっていない部下には正直うんざりしてしまうこともあるかと思います。
     
    指示したことをやってくれない、勝手に仕事を進めていく、ミスをしても報告すらしない・・・などといったものも、「社会人としてのルールやマナー」がまだまだ理解できていないのです。
     
    こうした部下には、細かく目標を設定し、少しずつ最終目標の達成に導いていくことが必要で、細かい会社のルールも、何度でも根気強く教えていくことが重要なんです!
     
    なんでわからないのだろう・・・
     
    と思うことあるわけですが、それを指導していくのは上司の仕事です!
     
    目についたことは繰り返し教え、日々の仕事を通して社会常識を身に着けることができるよう、フォローしてあげる指導を心がけてみて下さい。
     

    仕事を甘く見ているときには雷を落とすことも必要

    自分の仕事の能力を把握しておらず、勝手に仕事を進めてしまったり、自己中心的な態度で仕事に臨んだりする部下には雷を落とすことも必要です!
     
    例え部下本人に意欲があって仕事をこなしているとしても、必要のないことをされてしまったり、その経過報告がないと困ってしまいますよね。
     
    この手の部下には、はっきりと空回りしている現状を伝えること、仕事を安請け合いする場合には期日などを設定し、守れなければプロジェクトから外すなどといった対処をし、時にはペナルティを課すことも、思いっきり雷を落とすことも必要です。
     
    能力を過信した行動や基本的なマナーすら知らない部下にはついついイラっとしてしまうし、叱ることすらおっくうになることもありますよね。
     
    しかし、場合によっては思い切り叱ってあげるからこそ仕事というものを理解していくきっかけを作ることができるのです。
     

    まとめ

    使えない部下の特徴についてお伝えをしましたが、参考になりましたでしょうか?
     
    どうしようもなく使えない部下というのはミスを人任せにすることに慣れてしまっていたり、成長しようという意欲が全くないというごく一部の人たちであって、多くの場合「使えない」というのは正しい指導方法によって改善していくことができます。
     
    使えない部下を育てるということは決して簡単なことではありません。
     
    ですが、あなた自身も、仕事ができない時期、覚えることが多くて投げ出してしまいたくなった時があり、悩みながら成長してきたのではないでしょうか?
     
    使えないと嘆いていた時期を、笑って話せるような、仕事ができる部下へ成長させてあげることができるのは、同じ職場にいる上司なのです。
     
    誰しも最初はできなくて当たり前なんです!
     
    使えないから、と育てることを諦めてしまっては、お互いのために良くはありません。
     
    部下のためだけでなく、部下を育てることは、あなたの仕事を楽にしていくことにも繋がっていくのです。
     
    今日からもう一度、使えない部下の指導方法を考え直してみませんか?

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